ほうどう ―だう 0 【報道】


(名)スル

(1)新聞・ラジオ・テレビなどで広く一般に知らせること。また、その知らせ。ニュース。
「新聞―」

(2)告げ知らせること。また、その知らせ。報知。
「猶も委しく聞き繕ひ―せんと其儘其処に佇立し耳を欹(そばだて)て聞くに/八十日間世界一周(忠之助)」

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麻生首相支持率:18.2%
と本日のニュースで放映していた。


韓国から帰国した足で、
フジテレビに直行した麻生首相の生出演。

わたしは政治のことが不勉強で、
わからないことが多く、テレビの断片情報を
見ているだけなので、
今回の番組だけを見て
思ったことは。



(1)報道の在り方が、個人に寄り。

 国民ひとりひとりの代弁者としての機能を
 果たすべく、「生活」に関わる部分を
 クローズアップする方向性は良いと思うが、
 これでは、対等に話せていない感がぬぐえない。

 つまり、わたしたちに直接関わる
 「定額給付金」の2兆円がクローズアップ
 されている。

 そして、麻生首相は
 「75兆円の雇用対策のうちの2兆円
  であって、福祉などは2兆円以外で
 やっている」
 と答える。

 75兆円の内訳や経緯を知らない私はもちろん、
 番組内の人々も知ってか知らずか、
 この回答に対して、反論や意見する人が
 いなくて、これは対等に話ができていない
 という印象を受けた。 
 
 麻生首相は、
 国際金融は難しい、説明すると難しいうえに
 長くなる、とも言う。

 こういう難しい部分を一般市民にも
 わかりやすく伝えるのが報道では?
 ・・・とチラリと思ったのだが、、、
 
 わかりやすく伝えることが、
 
タイトル集約型
「給付金をめぐる迷走劇」

言葉尻ピックアップ型
「さもしい」


になっていて、


結局、全体像が曖昧で
一箇所だけがクローズアップされ、
「意見を言う」という対等の場に
立つには足りない部分ばかり
わかりやすく伝えてくれている感を
受ける。




(2)国の提案に疑問があるなら代替案を


仕事をしている方々なら経験があると
思うのですが、


上層部が決めた企画や提案が納得
できない時、ただ文句を言っても
事態は変わらない。



決定しそうな提案を翻すには、
現状よりも良い対案・・・つまり
別の企画や提案を出さなければ、
何も動かない。