れんきんじゅつ 3 【錬金術】


黄金をつくり出す技術の追究を中心とし、
不老長寿の霊薬の調合と重なり合う中で、
広く物質の化学的変化を対象とするに至った
古代・中世における一種の自然学。

中国・インド・アラビア・西欧など、
それぞれに宗教・哲学と結びつき固有の内容をもつ。

中世ヨーロッパでは、
アラビアで体系化されたものが精緻化され、
種々の金属の精製や蒸留・昇華法など
化学的な知識の蓄積を見、
近代化学の前史的段階をなした。

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なんだか意味ワカンナイ、ですね。

いろんなことを研究する方々がいるものです。
だからこそ、便利な世の中なんですね。


「それぞれに宗教・哲学と結びつき
 固有の内容をもつ」


と記載されていますが、
どの国でも、
人間が考えることは似通っていて、
それを実現する手法が違う、っていう
ことではないかと思います。


不老不死でいたい、
今の地位や権力を手放したくない、
いつまでも冨を持ち、反映したい、

つまり、欲望ですね。


近代化学の前史的段階をなした」

というのも、たぶん始まりは、
”鉄など他のモノで、なんとか金を作り
 冨を得たい”とか、そーいう欲望だった
のではないか、と。


錬金術、というと、黒魔術というか
怪しげなイメージが浮かぶ、という
一般的な日本人教養(?)を持つ
わたくしですが、

「自分で調べてみる」って大事な一歩ですね。