せいじ ―ぢ 0 【政治】


(1)統治者・為政者が民に施す施策。まつりごと。

(2)国家およびその権力作用にかかわる人間の諸活動。広義には、諸権力・諸集団の間に生じる利害の対立などを調整・統合することにもいう。
「―にたずさわる」


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大人になった今、今更ですが

「政治って何だろう?」「経済って?」「資本主義社会とは?」

という基本のことに疑問を持ち始めた。←遅い。


なんとなく戦争に関する小説を読んでみたり。

海に囲まれた極東に浮かぶ日本は、

地籍学的に恵まれ、沖縄以外で内戦の経験がなく、

真に脅かされる危機もなく、成長してきた、という。


民衆が立ち上がる際の主な理由は、

 ①自治権が奪われる

 ②経済上の困窮

が挙げられる。


1945年の終戦。


戦後生まれの「戦争を知らない」世代の私でさえ、

この年の刻印が胸に刻まれている。


小学生の頃に学習した内容の詳細はもとより

概要さえも覚えていないが、自分の感情だけは

覚えている。


これまで「正しい」と教えられてきたことが、

いっきに転換したのだ。

信じていた思想が根底から崩れていった時、

どう折り合いをつけたのだろう?


今、常識とか正しいとか善とされている

事象も考え方も、何かのはずみやキッカケで、

全く違うものになり-非人間と人間の境界線

は、瞬く間に入れ替わる「可能性」があるのだ。



小学生の頃なので、もっと拙い感情であったとは

思うけれど、人生を構成する危うさみたいなこと

を自覚した、最初の出来事だったと記憶している。


それは、即座に「諦念」につながった。


自分の置かれている環境、

「子ども=未成年」として親に

頼らざるを得ない年齢、


あっという間に「諦念」は、

心安らぐ友人のようにぴったりと

寄り添うようになった。


諦念は、自分の人生を考えない、

切り開かない、興味・関心が薄い、につながる。



大人になって数年経った今、今更ながら、

冒頭のことを考えるようになり、

世の中の仕組みや動向を知りたいと思うように。



政治とは、


国家およびその権力作用にかかわる人間の諸活動。

広義には、諸権力・諸集団の間に生じる利害の対立などを調整・統合することにもいう。


国家も権力も経済も資本主義も社会主義も

人間が根源となり生み出したシステム(仕組み)で、

時代とともに修繕を繰り返す?


人間の欲望。


鉄と金。

エネルギー。

知。

視線。

情報。


覚書メモのよう。


何か1つに絞って、熟考をする必要がありますね。。。