び 【美】


(名・形動)[文]ナリ

(1)形・姿・色などがうつくしいこと。きれいなこと。また、そのさま。
「―を追求する」「調和の―」「自然の―」「顔(がん)の―なるのみならず/花柳春話(純一郎)」

(2)りっぱなこと。
「有終の―を飾る」「性質を試験せしに最も―なり/新聞雑誌 50」

(3)〔哲〕

(ア)真や善とならぶ最高価値の一つ。美意識によりとらえられた対象のもつ性質。また、美しいものを美しくしている根拠。

(イ)美的快の感情をひきおこす対象。

(4)食べ物の味がよいさま。うまいさま。


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納得は、美しい。



自分の人生に納得し、健やかに凛として生きている人は、

美に値すると思う。


自分なりの真実や幸福の定義に丁寧に寄り添い、

揺るぎなくて柔らかい、情熱的で冷静、

相反するものを内在させ、成立させている姿は、

本気で美しいと思う。