ビジネスメールは、厄介だ。
簡潔に要点をつき、伝えたいことを網羅し、
的確に相手を説得・納得させていく。
それに加えて、同じ配分で”人柄”を出さなきゃならない。
素直さとか、真摯さ、謙虚、ユーモア、潔さ、
柔軟さ、親身さ、あたたかさ、鋭さ・・・などなど。
丁寧な言い回し、でも丁寧すぎてはNG、
曖昧はNG、でも否定もできないからビジネス用語で
切り抜ける。
証拠として残るメールには、気遣い満載。
結論や結果は同じでも、そのロジックをどう組むか。
論理的思考を問われているように感じるのは、
ビジネスメールにとらわれているから?
同じ日本語を操っているのに、
メールには、その人の持つ雰囲気や人柄が湧き出てくる。
わたしのメールは、薄っぺらいぺリエのような、
ぷつぷつと泡立ち、苦味と爽快が入り混じり、
ココロに立ち止まらない。
湧き出る泉、のようなビジネスメールを書けるように。