東京から大阪への日帰り出張。


新幹線生活、に無縁だったわたしは、
窓の外を流れる日本の風景を新鮮な
キモチで眺める。


おそらく、あと3回ほど同じルートの出張
を行えば、新鮮さは消えるであろうから、
思ったことを書き記す次第です。


●日本は、密度が濃い


都市部は巨大ビルの乱立、隙間に群生する
マンションや家屋たち。とにかく埋め尽くされている。


そんな風景から始まり、
巨大ビルが消え、代わりに工場や家屋が並ぶ。
高さがないので、平坦に空間が広がって見える。


田んぼ、海、切り立つ山、トンネル。
茶畑、段々畑、うっすら雪をまとった山々。


都市部集中、ということを除いて、
都市計画がなされていないような景観。

いずれにしても、日本は「風光明媚」と
いうだけあって、いそんな素材が詰まっている、
と思う。海も山も湖も盆地もそなえ、
狭い土地に凝縮され、四季がある。




●建築物は、質素。


日本の地形や自然は、密度が濃く、
凝集された美が存在するように感じるが、


日本人が造った建築物は、、、
味気ないモノトーン。グレイや茶系、
似たような造りで・・・・。


おそらくわたしは、ざっくり
1950~2000年に建てられた建造物が
あまりスキではないような気がする。