最近、すっかりご飯系のBlogにしてしまっている男・みらでございます。

こんばんわ!


一応、目標として一ヶ月に「小説4冊以上」「ビジネス書4冊以上」を目標にしているのですが、

今月は友達のMizさんのBlogの書評で書いてあった


浅田次郎著「蒼穹の昴(1)~(4)」


とさらに、その続編?の 「珍妃の井戸(ちんぴのいど)」


の計5冊を読みました。

蒼穹の昴は何人かの友達に聞いたけどやはりかなり面白いらしい。

時代は、清朝晩期、映画「ラストエンペラー」のちょっと前の時代の話。


最近、Gyao で、清朝の4代、5台皇帝の中国大河ドラマにもはまっており、すっかり清朝のとりこ?である。


第4代 1661-1722 聖祖仁皇帝(康煕帝)
第5代 1722-1735 世宗憲皇帝(雍正帝)


話を小説に戻そう・・・・


まず、面白さを図る基準として「何日で読んだか」というのが考えられると思います。

はまる小説は、ずばばばーっと読んじゃうし、あわない本だと1週間たってもよめなかったり、よまなくなったり。


蒼穹の昴(1) - 日曜に買って、月曜に読み終わる

蒼穹の昴(2) - 月曜で読み終わる

蒼穹の昴(3) - 月曜の夜にちょっとよんで、火曜の新幹線の中で読み終わる

蒼穹の昴(4) - 水曜日に読み終わる(休日)

珍妃の井戸 - 水曜日に読み終わる(休日)


これを見ても、すごくはまっていたのが、自分でもよくわかる。

特に、(2)と(3)巻は、とても面白かった。まさに、「飛躍」をみるところで、のりにのって非常にのめりこむ


(1)は、導入で入り込むまでちょっと時間を要した。

(4)は、終わりに近づき、ちょっとせつなさ(ちょっとだけネタバレごめん!)で、読む速度が落ちた

珍妃は、後日談のようなイメージだけど、小説形態はがらっと変わっていたので、なかなかによかった。

#まさしく清朝の晩期を舞台の小説なので、「亡国」の悲しみというか悲哀感が出るのはしょうがないですね



今回、初めて「浅田次郎」の小説を読んでみたが、がしっと惹きこまれるものを感じた。

所々に出てくる伏線

描く人物は深みがあり、とても魅力的に描ききっている。


いやぁ、これは面白かった!

宮城谷昌光さんのような「教え」みたいなものは、無かったけど、この作品は「活劇」としておもしろかったです!


評価:★★★★

浅田 次郎
蒼穹の昴(1)
浅田 次郎
珍妃の井戸