ご訪問ありがとうございます。ラクシュミです。
私たちが恐れているもの、実は私たちは自分の人生を恐れています。
もっと分かりやすく言うと、私たちは日々、生きていくことを恐れているんです。
なぜかというと、日々生きていて何が次に起こるか分からない、からです。
生きるということは様々な条件のもと生きることになるので、
積極的に生きると言うよりも、消極的になって行かざるを得なくなります。
今回から3回に分けて私たちの中の恐れのメカニズムについてお話をしていきます♪
なぜあなたが生きることに消極的になるかというと、
そこから嫌なことが沢山、噴き出してくるからです。
ここで、
あなたの中の恐れについて説明を始める前に、
私たちの特徴、というもについて簡単に説明させて下さい。
実は私たちは、自分が何者かというとことを自分が今、何をしているかで決めていきます。
より厳密に言うと、あなたは何を求めて、そのために、今何をしているか、です。
自分が何者か、という意味は、ここでは大きくわけると、今自分は愛かそれ以外か、という意味ですが。
それ以外とはつまり、あなたの中の「エゴのあなた」のことです。
つまりあなたは、この瞬間、何をしているのか？によってあなたは何者かが決まってくるのです。
例えば、会社にあなたが通っていたとします。
あなたは上司から全く自分がやりたいこととは異なる沢山のタスクを頼まれてしまった。
一つ、一つがやりたくない、面白くないタスクです。するとあなたはこう思うはずです。
なぜ僕は（私は）こんなことをしないといけないのか？
仕事だから、と割り切ってやるのは暫くの間はいいんですが、いつの日か割り切れなくなるときが来て、マインドや肉体が悲鳴を上げだします。
極端なことを言うと、会社のことや学校のことを考えただけで、頭痛がしたり、動機が激しくなってきたりします。
では、頼まれたタスクが、数多くのタスクではなく、たった一つだったとします。
でもそれが１００％自分は決してやりたくないことだったとしたら、
やはり、あなたはいずれバランスを失う可能性があります。
自分の人生なのに、自分がコントロールできないもどかしさ。。。
あなたが今、苦しんでいるとしたら、それはあなたの中の「もう一人の自分」であるエゴが指揮命令をしているからです。
あなたが今、苦しんでいるとしたら、あなたが今している何かが、従来のあなたのやりたいことと一致していないからです。
（正確には目的が異なるからですが）
もう少し掘り下げて言うと、あなたは自分で望んでいない役をこなそうとしているからです。
仕事のため、家庭のため、彼のため、彼女のため、両親のため、お金のため、ステータス（プライド）のため、エトセトラ
あなたの中のもう一人の自分である、エゴは堂々とこう言います。
「仕事がなかったら、君はどうなるんだ？破滅だよ。」
「彼（彼女）がいなかったら、君はどうなるんだ？破滅だよ。」
「お金が、土地が、不動産が、車が、これが、あれがなかったら君はどうなるんだ？破滅だよ。」
つまり、エゴのプログラムとは、「君はこれがないと破滅なんだよ。」プログラムです。
こんな恐ろしいプログラムはありません。
そうしてあなたの中のエゴはこうも言います。
「この通りにやっていけば、君は安泰だ。」つまり、
これだけ稼げば、安泰だ。
これだけ、褒められたら、安泰だ。
これだけ、痩せていたら、安泰だ。
これだけ、これだけ、ってどれだけ？誰が決めているの？
でもこのプログラム内容、よく見ると何の意味も根拠もないんです。
このプログラムが言うことは、
「この人は怪しい、気をつけろ」もありだし、「あの人は少しへんじゃないか？」、もありだし、「今の目線が気になる！」、と懐疑心を植え付けていきます。
いつも、なぜか、誰かについて、勝手に決めていってしまうんです。
つまり、この世界に起こっているすべてが、エゴが導いていると言っても過言ではないんです。
何のために？
あなたに愛に戻ってほしくないからです。
***
あなたが今、何か生きていて満足を感じない日々を送っているとしたら、
それは高い確率であなたの中にたまっている罪悪感が邪魔していると言えます。
そして、その罪悪感なるものこそ、恐れでできているんです。
でも、なぜエゴは罪悪感を使ってあなたを愛とは正反対の方向へすすませるのか？
答：愛とは簡単に戻れてしまうものだからです。
では、なぜそんなエゴのプログラムはいつも成功率が高いのでしょうか？
恐れが成り立つ過程を見ていくと、以下のことがわかってきます。
<あなたが恐れる理由その１>
何について恐れているのかわからないからすべてを恐れてしまう。
ついでに言うと、エゴは一つのことであなたを恐れさせると、やがてすべてをごっちゃにさせて、あなたにすべてを恐れさせることができる。
エゴは恐れであなたを満たして精神的に「あやうい」状況に保つことができるんです。
恐れの中で、あなたのマインドがあなたに「右へ行け！」と言われれば、それが悪い結果に繋がると分かっていても行きます。
というか、恐れにコントロールされている状態では、
より恐れに集中してしまい、意図的に恐れの方へ行ってしまうんです。
でもあなたは始終自分が何かを恐れているなどとは思っていません。
その【理由】は、罪悪感の特徴にあります。
罪悪感をもっていると、あなたはぼんやりと感じることしかでない
なぜ、こんなことが可能かというと、
エゴは愛がもつ、正確に「ありのままに」ながめることができないからです。
そして相手の本当の心が望んでいるのは、あなたへの愛であり、あなたからの愛を受け取ることです。
もしあなたが相手を「ありのままに」ながめることができたら、
つまり、あなたの中から一切の相手に対する判断を抜きにして見つめることができたら、
あなたは今自分が置かれている状況の全体像を冷静に眺めることができるようになります。
＜あなたが恐れる理由その２＞
罪悪感はあたなの中の恐れでできているわけですが、、
あなたの中の恐れをよくよく辿っていくと、次の感情にあたります。
実はそれは「何かが足りなくなったらどうしよう」という、エゴ独自の損失の概念です。
物質の世界に生きている私たち
周りの溢れんばかりの物質を眺めて暮らす私たちは、
実は物質をどれだけ所有できるか
または何人の肉体をあなたの味方にさせるかにあなたの幸せがかかっている、そうエゴは見せかけていきます。
（何でも手に入るものは、多ければ多いほどいい。）
そうして
あなたの持つ五感が認識したものに、あなたを依存させていきます。
こうして、あなたは自分が気になるものによって、囚われの身となっていくんです。
あなたの鼻が嗅いだ美味しい食べ物（飲み物）、
あなたが触れた誰かの肉体、
誰かの甘いだけの？偽りの言葉、なんでもありです。
エゴは「これをゲットしたら君は幸せになるね！」と言わんばかりに。。
では、恐れについての概念はいつ、どこで、どのように作られたのでしょうか？
実はあなたが天国をでたとき、
あなたが「愛であることをやめたとき」にできたんです。
「あなたが何かを求めだした時」、
その原因が、この「何かが足りない」という思いだったんです。
より多くの愛を感じる必要があるととらえたことが、あなたのエゴとしての最初の解釈だったんです。
しかし、実はその時点ですでに自分の作品を恐れたんです。
自分の作品、それが、「苦痛とはこういうことだ」という舞台だったんです。
これがあなたにとって、はじめての変化でした。
あなたはこの最初の変化が今の結果につながったことから、今も変化ときくと嫌な予感しかありません。
こうして、あなたはマインドと肉体を使う世界に「偶然をよそおい」生まれていきます。
マインドと肉体が、自分とは何かを独自に表現するためのツールとして作られました。
この「マインド」と「肉体」を「無意識に」使えば使うほど、あなたはエゴに踊らされていきます。
そして、この二つのツールの反対側にあるのが愛です。
（本の中ではわかりやすくエゴをマインドとして、愛を心と呼んでいます。）
あなたは偶然生まれてきたんじゃない。
これを理解しないと、あなたは何度でも生まれて、何度でも罪悪感だらけの人生を繰り返していきます。
しかし、ラクシュミはこう言います。
「あなたは今、この瞬間、愛に戻れる。」
なぜ、かというと、
あなたは心底、この切れ目のない苦痛とのバトルに辟易しているからです。
そのためにするべきことが一つだけあります。
自分の中の恐れを自分で取り消すことです。
理由？
あなたの中の恐れは、あなた自身が作ったからです。
どのように取り消していくかというと、
例えば、、
日々の生活の中で、あなたが出会う人で、あなたに恐れを感じさせる人がでてきたとする。
このとき、今までのように、相手の様子や行動に対して様々な感情で自分を埋め尽くす行為を一瞬やめる。
相手の代わりに、自分の心の中の嫌がっている自分を見つめて下さい。
こうすることであなたは、一瞬、苦痛の原点を見つめたことになります。
恐れは一旦、停止したその状態で目の前の（または心の中の）相手をもう一度、見て下さい。
これだけでも、あなたには愛のエネルギーが流れ込んできます。
「え、ラクシュミ、この愛のエネルギーとは何？」ですね。
あなたの中には二つのエネルギーがあって、一つはエゴによって一時的にできているエネルギーであり、
もう一つが愛のエネルギーです。
つまり、あなたの中には二人の自分がいるんです。
え？「あなたがどちらの自分か、わからない？」
簡単にチェックする方法があります。
今、自分が苦しんでいるか、いないか？です。
エゴは罪悪感を使ってあなたを導くので、あなたはなぜ自分が苦しんでいるのかまでは把握はできません。
分かりやすいキーワードがあるとしたら、
僕は誰も必要なんかない！
または
誰も僕を必要としていない！かもしれない。
そう、あなたは口頭で、または心の奥底で叫んでいるかもしれません。
しかし、あなたが自分が今恐れているものを一瞬だけ、見極めてください。
そうして、
奇跡的な許し方をして下さい。
この瞬間、何が行われているかというと、次のようなことです。
「他の自分を演じること」に専念していたあなたは
愛以外の行為を一瞬止めることにしたんです。
こうすることで、今までなら絶対できなかったことが、あなたにはできるようになります。
つまり、正しく思考することです。
正しく思考することで、あなたは相手を、ありのままの相手としてみることができます。
肉眼を超えて、つまり自分の中の恐れを抜きにした状態で、相手を眺めるんです。
恐れと言うフィルター越しに見るのではなく、ありのままの相手を眺めるんです。
マインドと肉体がなかったら、
相手はあなたに愛を送りたくて、それをあなたにただ受け取って欲しいだけだったことが伝わってきます。
最初は一瞬かもしれません
あなたは独自に、今目の前にある問題に対して、、、
「今、この問題に対して自分がすることは何か？」
「自分が誤解されていることは何か？」
最も大切な相手の動機を感じる余裕がもてるようになるのです。
なぜか？
あなたにとって、もうこの古いプログラムは何の意味もなくなっていくからです。
これが自分の堂々巡りの人生の停止につながります。
覚えておくことは次のことだけ、、、
今、目の前にいる人を許すのか、許さないのか？
これからも罪悪感に浸りながら苦痛の人生を送るのか？
それとも
その先にまっている選択肢フリーの自由な人生を目指して歩んでいくのか？
すべてはあなたの決断にかかっています。
でも、あなたがもし許すことを決断するなら、
奇跡的な許し方のインターンシップに入っていくなら、、、。
エゴへの膨大なエネルギーがすべてリバースされていきます。
今までのあなたの人生の目的は、
恐れを体験し、表現することだけだったんです。
恐れを失くしたあなたは、あなたが罪悪感を作り続けることはもはや不可能です。
そして残された選択は、本当のあなたに戻るだけです♪
一瞬でも早く罪悪感フリーの人生に入って下さい。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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