やっとの事で産まれた我が子
先生も、取り上げた瞬間
「これは大きいね〜」
これまた出産とは別の痛み
と
そりゃ3544グラムでしたから
しかし、お産までに時間がかかってしまったせいか途中、羊水混濁を起こしてしまって
なかなか鳴き声をあげませんでした
産科の先生や助産師さん、小児科の先生が何やら我が子に「頑張って‼️」と声をかけています
その間私は分娩台の上で足を開いたまま、状況が読み込めずにいました
実母が「なかなか泣かないね」と私に言ってきた時
ふぎゃ
と、小さな声が聞こえ
「泣いた…」
とホッとしました
と、同時にオマタが熱を持つようにジンジン痛いことに気づきました
しばらくして、産科の先生が戻ってきて一言
「miracleさん、結構裂けてしまって大事故みたいになってます」
大事故?なんだって?
先生「ではこれから処置しますねー」
といいながら、産後の処置が始まりましたが
痛ってー‼️‼️
これまた出産とは別の痛み
ほぼ麻酔なしで縫合していきます
出産の痛みから解放されて、すぐさま別の痛みに襲われるとは
そしてなんとか無事縫合も終わり、赤ちゃんも泣いたところで主人が赤ちゃんのところから戻ってきました
「羊水混濁して陥没呼吸になってて、その他の検査もしたいから、このままNICUに連れて行くって」
あー
私が産むのに時間がかかったから、赤ちゃん危ないんだ
主人の言葉を選びながら私に伝える感じをみて、そう思いました
そうなんだー
と、思っていたら
なんだかだんだん胸が苦しくなり
横向きになっても息苦しい
主人に
「なんか苦しい」
と言ってみたら
この時血圧80
「耳が聞こえにくいです…貧血かも…」
助産師さんに言ったら
慌てだした助産師さん
この時血圧70
すると助産師さんが
「実は出産の時にかなり出血してたから、点滴するね!」
そういって点滴を新しく刺し、全開にして処置をし出しました。
処置中も、眠くなって寝ようとしたら、助産師さんと主人に起こされます
その後心電図をつけられ、血圧を測られていると
「出産時、大体1.5リットルくらい出血しました」
と
助産師さんが主人に言っているのが聞こえました
どうやら私
意識朦朧となって貧血みたいになっていたのは
危なく出血性ショックになりかけていたみたいです
そりゃ苦しいはずだし、主人も助産師さんも私を寝かさない(意識を落とさせない)はずだ
危なく死にかけた
出産だけで約1.5リットルなら、胎盤入れたら2リットル弱体から血液が出たことになる
今思えば私
結構危なかったみたい
続きます