著名な哲学者、思想家は結婚について、格言を残している。
この記事では、そのうちの3つを紹介する。
フラーの格言
「結婚前は両目を大きく開いてみよ。結婚してからは、片方の目を閉じよ」
モンテーニュの格言
「結婚は鳥かごのようなものだ。かごの外の鳥は、エサ箱をついばみたくて、中へ入りたがり、かごの中の鳥は、空を飛びたくて、外へ出たがる」
D.デックスの格言
「女にはどうしてもわからないテーマが一つある。男は仕事にそそぐだけの情熱をなぜ、家庭に注げないか、という事だ」
フラーの格言には、こんな意味があるのだろう。
(結婚に失敗するとまずい。だから、結婚前は相手のことをじっくり確かめなさい。結婚してからは、相手の欠点に目をつぶりなさい。そしたら結婚が上手くいきますよ)
モンテーニュの格言には、こんな意味があるのだろう。
(人は、安住の場所を求めて、家庭を作る。しかし、家庭に入ると息苦しさを感じ、独身時代に戻りたい気持ちになる)
デックスの格言は、家庭をかえりみない夫に対する妻のいらだちを表現したもの。
愛し合って結婚したとはいえ、夫婦は、そもそも他人同士である。
そんな二人が、いっしょに暮らしてゆくのは難しい。
結婚の格言は、多く残されているのだが、そのほとんどはその事を説いている。