今年の夏、日本は猛暑となっている。
福岡県太宰府市のように、38日連続で、猛暑日(気温が35℃以上)になっている所もある。
連日、高温多湿で、うんざりだ。
ところで、今年の夏は、暑すぎて売れなくなっている商品があるそう。この記事では、それらを紹介する。
●ソフトクリーム
暑いほど、売れるようなイメージがある。しかし、それは間違い。
気温が25℃前後の日が、一番売れる。気温が30℃以上になると売れ行きが鈍る。
●花
売れ行きが落ちて、困っている花屋が、現在多いらしい。
猛暑で、花がすぐ枯れる。それを消費者が嫌がり、購入しなくなったようだ。
それから、「命にかかわるような危険な暑さが、続いている。お墓参りに行くお年寄りが少なくなり、それで花が売れなくなったのだろう」と嘆く、花屋の経営者もいる。
●スポーツドリンク
暑いほど、売れるようなイメージがある。だが、今年の夏は売れ行きが悪いそう。
猛暑だと、学校の部活が、中止になる事が多い。
その為、運動部の部員が、買わなくなってしまった。
●UVケア商品
これは、日焼け止めクリームなど。暑いと、売れるようなイメージがある。だが、今年の夏は、売れ行きが不調である。
これはどうしてか、と言うと、暑すぎて、海水浴、バカンスに行く人が減った為。
●蚊取り線香
今年の夏は、暑すぎて、蚊の活動が低調になっているという。蚊が出ないんじゃ、これを買う人は、当然少なくなる。
ソフトクリームや、スポーツドリンク、UVケア商品は、暑けれりゃ、暑いほど売れる、というイメージが、従来あった。
だが今年の夏は、そのイメージが、覆されたのだ。
これらのメーカーには、販売戦略の見直しを、計った社もあるという。
例えば、あるアイスクリーム製造業は、水分の割合を高めたアイスを出したという。
これだと、「食べると熱中症予防になりますよ」とPRし、売ることが出来る。