私は今日、都内へ出かけた。
茅場町駅で、東京メトロ東西線(地下鉄)を下車。
駅を出た後、永代通りを歩いた。
やがて、亀島川に架かる霊岸橋を渡った。
この時、川の側にある大きな柳が目に入った。
この柳は、風情がある。
強い雨が降っていたのだが、思わず足を止め、写真を撮った。
霊岸橋を渡り、少し歩くと、津々井に着いた。
津々井は、昭和24年(1949年)に創業した洋食の老舗。日本最大の飲食店口コミサイトで、二年続けて洋食の百名店に選ばれた事がある。
(東京へ行ったついでに、初めて津々井で食べてみるか)と思い、寄ったのだ。
午前11時半に入店すると、女将さんらしい女性店員が迎えてくれた。
彼女から「何人ですか?」と尋ねられたから、「1人」と答えた。
そしたら、「三階にお上がり下さい」と言われた。
私は目の前のエレベーターで、三階へ。
三階には、接客担当の女性店員が2人いた。その片方が勧める2人掛けのテーブル席に座った。
先客は3人。少しして、後客が数人、三階へやって来た。彼等は常連で、津々井の近くで働いているようだった。
メニューを見て、オムドラのスープ・サラダセット 税込2150円を注文。
オムドラは、夏季限定メニュー。ドライカレーを卵で巻き、カレーソースをかけた米料理である。
注文すると、数分で、サラダとスープが出て来た。
サラダもスープも、一階の調理場で作られ、料理用のエレベーターで三階に運ばれてくる。
サラダは、赤く酸味の強いドレッシングが、野菜にかかっていた。
野菜が新鮮だから美味い。ただし、酸味の強いドレッシングは、量を少し減らした方がいい、という印象。
スープは、飲んでみると、クラムチャウダーだった。熱々、ジューシー。
カットしたベーコンが入っていて、これは弾力がある。
アサリのえぐみが、気にならぬ程度にあった。
さらに数分すると、オムドラが出て来た。
これも一階の調理場で作られ、料理用のエレベーターで、三階へ運ばれてきた。
スプーンを使い食べてみると、玉子がふんわり。玉子は甘味は弱いが、食感が良いから美味しい。
玉子に包まれたドライカレーは、普通レベルの味だった。
辛味が弱く、具が少ない。ネギと挽き肉が、ごく少量入っていた。
カレーソースは、水っぽくて、辛さが強め。
オムドラは、玉子が良いので、満足出来た。
津々井
住所 東京都中央区新川1-7-11
●アクセス 東京メトロ東西線、日比谷線茅場町駅より徒歩約7分
●営業時間 11時~13時30分 17時~21時(土曜は19時30分まで)
●定休日 日曜・祝日