レーニア山(マウントレーニア)は、アメリカのワシントン州にそびえている。
高さは、4392m。カスケード山脈の最高峰である。
また、ワシントン州の象徴的存在であり、アメリカで5番目に国立公園に指定された。
このレーニア山は、見る場所によっては、富士山に似ている。
この為、ワシントン州タコマに移民した日系人達は、かって「タコマ富士」と呼んでいた。
ただし、富士山とは違い、登頂の難易度は高い。
これは、標高1800m以上が、氷河に覆われているからだ。
登頂に成功したとしても、2、3日を要する。
天候の悪化などで、登頂に失敗するケースが多いという。
現在、シアトルに在住している日本人女性アナによると、「海岸から眺めたレーニア山は、三保の松原の背後に見える富士山と、よく似ている」という。