信州日帰り旅① 「夢の中のような美しい町」へ向かう | 話のコレクション

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食べ歩き、旅行、散歩を中心に記事にします。が、それらに行けぬ時は、古今東西の興味深い話を記事にします。

 

私は昨日、長野県を旅行した。

 

午前8時55分に家を出た。

午前9時40分、さいたま市のJR大宮駅に着いた。

 

大宮9時57分発の北陸新幹線はくたか557号で、佐久平を目指した。

 

●上の画像は、佐久平駅で撮影したはくたか557号。

 

 

私が乗車したのは、グリーン車(11号車)。

この車両は、乗車率が高かった。

乗車率は、8割だか9割。

 

はくたか557号は金沢行きで、「高崎に停まらない」という変わり種。

(はくたかのほとんどは、高崎に停車する)

大宮駅を出ると、軽井沢駅まで停車しない。

 

 

私がはくたか557号に乗っている間、ずっと曇り空だった。

だから車窓が、面白くなかった。

 

薄暗い景色が、車窓に続いた。

 

はくたかは、普通、軽井沢で下車する乗客が多い。

しかし、557号のグリーン車の乗客で、軽井沢で降りた人は少なかった。

(皆どこへ行くのだろう?上越妙高、富山、金沢かな?)

 

 

佐久平10時41分着。私は佐久平で、はくたかを降りた。

 

 

JR佐久平駅の新幹線改札内には、清酒の樽がズラズラ並べられていた。

酒樽も多くあれば、アートみたいに見える!

 

長野県佐久市は、酒造が盛んなのか。知らなかったな。

 

 

私は佐久平で、JR小海線の普通電車に乗り換えた。

この電車は佐久平11時01発で、終点は小諸。

 

●すぐ上の画像は小諸駅に着いてから撮影した小海線の普通電車。

 

 

小海線の電車は、ローカル線らしくすいていた。

 

この電車で、惜しい事があった。

走り出すと、進行方向左側の窓に、しばしば花桃が見えたのだ。

この花はピンク色で、綺麗。

撮影したくなった。

だが私は、進行方向右側の席に座ってしまった為、撮れず。

 

進行方向右側の窓には、時々、ソメイヨシノが見えた。

しかし、この時はどんよりとした曇り空の為、カメラを向けると、良く撮れるとは思えない。

ソメイヨシノも撮影出来ず。

 

私が暮らす埼玉南部は、一週間前に、ソメイヨシノが散ってしまった。

一方、長野はまだこの花が、見れる状態だ。

 

 

実は小海線の電車に乗る前、佐久平駅の自動販売機で、切符を買っていた。

「小海線は、いまだにSuicaが使えない」のだ。

 

 

小諸11時16分着。

 

作家の島崎藤村は、「千曲川のスケッチ」の中で、

 

「小諸は夢の中のような美しい町」と讃えている。

 

 

小諸駅で電車を下車した私は、蕎麦の名店「草笛」へ向かって歩き出した――。

 

話は、次の記事へ続く・・・。