ヴィーガンの人気インフルエンサーが、39歳で亡くなる | 話のコレクション

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食べ歩き、旅行、散歩を中心に記事にします。が、それらに行けぬ時は、古今東西の興味深い話を記事にします。

 

ロシア人の人気インフルエンサー、ジャンナ・サムソノヴァさんが最近、39歳で亡くなった。

この女性はヴィーガンとして、世界的に知られていた。

 

彼女は6年間、水を飲まず、フルーツと野菜だけを食べて、日々過ごしていた。

 

その極端に制限された食生活により、コレラに似た感染症を引き起こした。

そして、マレーシアで、39歳の生涯を閉じたという。

 

友人らの証言によると、彼女は健康が悪化しても、医師の忠告を無視し続けていたそう。

また彼女の家族は、「極端な食生活により、餓死した」とメディアに述べたという。

 

彼女については、ネットに、こんな意見がある。

 

●「適切なヴィーガン食は、健康に問題がない」と、アメリカ栄養士会も言っている。彼女のやり方は、適切ではなかったのだろう。

 

●「フルーツは、果糖が多いので、主食には向かない」と、私は医師に聞いた事がある。

 

●葉物(野菜の事)は、シュウ酸が多く、結石の原因になりやすい。こればかり摂るのは、どうか?

 

●体内に必要な酵素、血液、筋肉はたんぱく質により、作られる。脂質は、ホルモンの元になるし、脂肪として体温調節に必要。たんぱく質、脂質も、きちんと摂らないとダメだ。

 

●ヴィーガン自体は、悪い事ではない。水を飲まなかったのが、まずかったのだろう。

 

●39歳の若さで亡くなったけど、この女性は幸せだったのでは?好きな生き方が出来たのだから。

 

以上の意見は、丸写しにしたのではない。

こんな内容の事を、ネット掲示板に書いている人達がいて、要約したのだ。

 

私は学生時代、恩師の一人が授業中、こんな事を言ったのを思い出した。

「何事も、中庸が良い」

 

この先生は、「何事もやり過ぎ、偏り過ぎは危険だ」と言いたかったようだ。

 

南インドは、宗教上(ヒンズー教等)の理由で、菜食主義者が多い。

しかし、そんな彼等も(たんぱく質は摂らないとまずい)と考え、玉子や乳製品は摂っている。

 

どういう食生活を送ろうが、それは、その人の勝手である。

他人が、とやかく言うべきではないかもしれない。

 

けど、亡くなれば、悲しむ人がいる事を、各人は認識すべきである。