私の父親は、今月27日、肺炎の為入院中の病院で亡くなった。
直接的な死因ではないが、肝臓癌が肺炎に影響した、らしい。
父親は、91歳だった。
身内が亡くなるのは、とても悲しい事だ。
しかし、おいおい泣いてばかりもいられない。
色々やる事、行く事が出来て、遺族は忙しいのだ。
昨日、私は父親の葬儀を行った。
そして、今日の午前中、埼玉県春日部市の春日部年金事務所へ行った。
父親が31年ももらっていた国民厚生年金を停めよう、としたからだ。
この年金事務所は、春日部駅近くのビルにあった。
相談コーナーには、女性相談員が3人いた。
「父親が亡くなったので、年金を停めに来ました」
と私が言ったところ、2人から、
「予約して、また来て下さい」
と返されてしまった。
実は、(予約がいるかも?)と思い、行く前に年金事務所へ電話したのだ。
だが、つながらないので、思い切って予約なしで行ってしまったのだ。
これが、裏目となる。
9月2日の夕方に予約し、行き直すことにした。
相談員にその時、以下のものを持って来て欲しい、と言われた。
●年金証書(父のもの)
●戸籍謄本の原本(父が亡くなって以降のもので、私と父の続柄が確認出来るもの)
●マイナンバーカード(私のもの)
●預金通帳(私のもの)
預金通帳がなんでいるのか?というと、未支給の年金があった場合に備えて。
その場合は、私の口座に振り込まれるのだ。
戸籍謄本の原本は家にないから、市役所へもらいに行かないと!
ああ、忙しい。あっちこっち行かないと。
今日は、せっかく行ったものの年金を停められず。
(これじゃ、来たかいがない)
そう思っていると、年金事務所の下に、なか卯があった。
せっかくだから、ここで昼飯を食べてゆくことに。
外食にここまで来た、と思えばいいのだ。笑
なか卯で食べたのは、カレーうどん 670円。
なか卯のカレーうどんは、30年ぐらい前から食べてきたが、レシピがクルクル変わっている。
最初は、典型的な和風カレーだった。
現在のカレーうどんは、癖のあるスパイスも感じられ、和風とインド風の折衷。
最初のレシピが最も好きだったが、現在のも味は悪くない。
てなわけで、年金を停めに行った話が、カレーうどんを食べた話に化けてしまった。笑
この後、話に尾ひれがついた。
午後3時頃、私は市役所の出張所へ行き、戸籍謄本の原本をもらおうとした。
そしたら、ここにいた公務員さんに、
「すいません。死亡届が今月28日に出されたようですが、ここから一週間ぐらいたたないと、戸籍謄本は出来ないそうです。戸籍謄本に、お父さんが死亡した事が、記載されるのは、どんなに早くても、来週月曜日になるそうです」
と言われてしまったのだ。
これでは、戸籍謄本の原本は、取れない。
帰宅後、春日部年金事務所の所員に事情を話し、9月2日16時30分の予定は、キャンセルさせてもらった。
改めて、9月7日に年金事務所へ行く予定とした。
お役所仕事とは、こういうものか。
戸籍謄本が書き換えられるのが、のろいなぁ。



