川越の街を軽く散策した | 話のコレクション

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食べ歩き、旅行、散歩を中心に記事にします。が、それらに行けぬ時は、古今東西の興味深い話を記事にします。

 

私は2020年6月2日、埼玉県川越市へ行った。

この日は、観光で行ったわけではなかった。

だが川越は、観光スポットがとても多く、これらが歩いていると次々現れる。

 

せっかくだから、この日見たそれらを、画像で紹介しようと考えた。

 

 

上の2枚の画像は、川越一番街。

 

川越観光は、ここがメイン。

蔵造りの建物が、ズラズラ並び、ここへいると戦前にタイムスリップしたような気持ちにさせられる。

 

 

埼玉りそな銀行 川越支店

 

大正7年(1918年)に、旧八十五銀行の本店として竣工。

保岡勝也が設計を手がけた。

中世のアラビア半島などをイメージしたサラセン風デザインが特徴である。

 

建てられてから100年以上たったが、埼玉りそな銀行として、現在も営業中。

 

 

カフェエレバート

 

大正4年(1915年)築の洋風蔵造りの建物。

桜井鉄砲店、田中屋美術館などを経て、現在のクラシカルなカフェになった。

 

洋風建築が好きなかたなら、ここでコーヒー、紅茶を飲めば大正ロマンに浸れるだろう。

 

 

一番街の一角

 

 

川越商工会議所

 

昭和2年(1927年)、旧武州銀行川越支店として、竣工。

古代ギリシャのドリス様式の柱が並ぶ重厚な建築物。

 

その為、「川越のパルテノン神殿」との異名がある。笑

設計者の前田健二郎は、他に資生堂本社ビルなどを手がけた。

 

 

鰻料理店の林屋 川越店

 

この日は、ここで鰻重を食べたのだが、その話は他の記事で。

建物は、100年以上の歴史がある。

 

 

川越市指定文化財の原田家

 

歴史のある蔵造りの建物。

商売は、営んでいない。

 

その為、この日ここに観光者はいなかった。

 

 

川越キリスト教会

 

川越市の最古のレンガ建築。

大正10年(1921年)に、再建された。

設計者ウィリアム・ウィルソンは、立教大学礼拝堂なども手がけた名建築家。

 

 

川越キリスト教会は、大きくない。

しかし、赤レンガがとても美しく、洋風建築が好きな人にオススメする。

教会内部は、ノアの箱船をイメージしているという。

 

私が行った時、小さい男の子達が、駐車場で元気よく遊んでいた。

 

この日は観光で行ったのではないから、川越のシンボル「時の鐘」や喜多院、外国人に近年人気の川越氷川神社には寄らず。

 

それでも、こういう風に街を歩くと、色んなスポットが出てくるのが川越なのだ。