UFOに誘拐された・・かも知れぬ人々 | 話のコレクション

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食べ歩き、旅行、散歩を中心に記事にします。が、それらに行けぬ時は、古今東西の興味深い話を記事にします。

 

この記事で紹介するのは、実話である。

 

(UFOは本当にあるんではないか?)(宇宙人はいるのかも?)

 

と、思ってしまうような話である。

 

 

 

1955年10月3日から4日にかけて、西サモア諸島近海でホヤタ号が消息を絶った。

ホヤタ号は、アメリカ合衆国の商船(ヨット)である。

ホヤタとは、スペイン語。「ホイータ」と訳される事もある。

アメリカでの船名は、ジョイタ。

 

(海難事故だろう)

と人々は思い、消息を絶った海域を徹底的に調査した。

だが、ホヤタ号は、見つからなかった。

 

不明になってから37日目。

ホヤタ号がフィージーの北の海域で、突然発見された。

船体は一部沈没、左舷が傾き、劣悪な状態であった。

 

船自体は発見されたが、肝心の乗員16名、乗客9名の姿は、どこにも見当たらない。

 

彼等は、一体どこへ消えたのだろうか・・・?

 

 

 

これから数ヶ月後、サモアでは、こんな噂話が流れたという。

 

近くの島の浜辺に、貝殻の付いた瓶が流れ着いた。

 

瓶の中には紙が入っており、それにこんな事が書かれてあった。

 

船を捨てる。奇妙な円い金属製の物体が、我々を連れ去ろうとしている。助けてくれ。スチュワート ホヤタ号

 

 

結局、ホヤタ号に乗っていた25名は、行方不明になったまま二度と姿を現わさなかった。

 

宇宙人によってUFOに乗せられ、どこかの惑星に行ってしまったのだろうか?

それとも・・・。

 

※この記事の画像は、サモア諸島と浜辺にある瓶。

どちらもイメージに合うので、貼った。

船が実際に行方不明になった場所、話に登場した瓶ではない。