昨日、京都市伏見区にある京都アニメーション第1スタジオが放火された。
火事に巻き込まれ、亡くなったかたは33人。
ひどい事件である。
放火したのは、41歳の男。
この犯人、さいたま市見沼区に住んでいた、という。
これには、驚いた。
見沼区といえば、私も時々行くところ。
見沼区の飲食店で食事した、という記事
見沼区の温泉へ行った、という記事
は、このブログに結構多い。
JR宇都宮線の東大宮駅、東武アーバンパークラインの大和田駅、七里駅があるのも、見沼区である。
(もしかしたら、見沼区へ行った時、男とすれ違った事があったかな?もしあったのなら、何かされずに助かったな)
なんてふと思った。
この犯人、今日の夜になるまで新聞、テレビでは、実名が明かされていなかった。
だが、日刊スポーツが、
「犯人は、12年に茨城県でコンビニ強盗をした」
と、今朝報じた。
ここから、犯人の名前がネット上では割り出され、青葉真司というらしい。
2012年に、茨城県常総市でコンビニ強盗をはたらいていたのだ。
刑務所から出た後、さいたま市の厚生施設に、入所した。
その厚生施設は、刑務所から出たが行き場のない者が、半年だけ入れるそうだ。
で、報道関係者がその厚生施設に集まったという。
強盗をした時、防犯カメラに写っていた画像も、ネットでは拡散している。
背が180㎝で、ぽっちゃりした顔。
いかにも、オタクという雰囲気で、あの宮崎勤を思い起こさせる。
実際に、鉄道のオタクだったらしい。
さて、この事件の事が台湾へ伝わると、
「京アニを助けて!」
「皆さんが無事でありますように」
「一番愛するアニメ会社で、こんなことが起きるなんて」
といった書き込みが、ネット上にあふれた、という。
台湾には、日本のアニメのファンが多いのだ。
今回被害に遭った会社の代表作「けいおん!」が好きな人も、当然いるだろう。
最近、連日、新聞、テレビ、インターネットには、日本と韓国の対立が報道されている。
日本は朝鮮半島を、約30年勢力圏とした。
だが、台湾はさらに長く、約50年勢力圏とした。
けど、台湾は、日本の良い所は素直に認める、としてきた。
戦前向こうにダムを造った日本人も、偉人と見られている。
そのせいか台湾の人達は、韓国と違い、日本に対しフレンドリーである。
嫌な事件だが、彼らの書き込みには、人の優しさを感じほっとした。