祈りの実験 | 話のコレクション

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食べ歩き、旅行、散歩を中心に記事にします。が、それらに行けぬ時は、古今東西の興味深い話を記事にします。

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   これは、実話である。
 
 アメリカのカリフォルニア大学に、かってランドルフ・ビルドという名の教授がいた。
 彼は、心臓医でもあった。
 
 彼は1982年、83年に、こんな実験を行った。
 
 当時、彼が勤務していた病院の心疾患集中治療室に、393人が入院していた。
 393人は、似たような症状である。
 
 彼は、これを2つのグループにわけた。
 
 Aグループ 192人。
 これは、病気が治るよう他人に祈ってもらうグループ。
 
 Bグループ 201人。
 これは、祈ってもらわないグループ。
 
 教授は、洗礼を受けている熱心なクリスチャン達に、実験の協力を依頼した。
 
 Aグループの各患者に対し、3人~7人のクリスチャンが毎日20分、病院の外から、病気が治るよう祈ったのだ。
 
 患者と祈るクリスチャンの組み合わせは、ランダムである。
 
 すると、どうだろうか!
 
 祈ってもらったAグループの患者のうち85%が、病気の経過が良かったのだ。
 
 一方、祈ってもらわないBグループの患者達。
 彼等で、病気の経過が良いのは、73%にとどまった。
 
 それに、祈りを受けたAグループの方が、祈りを受けないBグループより、心臓発作を起こす割合が低かった。
 
 かつAグループの方が、Bグループより、抗生物質を使う割合も低かった。
 
 祈りには、やはり効果があるようなのだ。
 
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 私のブロ友さん、およびそのご家族には、既に老化した人、病気の人が多い。
 
 私が神社、仏閣へ行くと、その方々が元気になるように祈願するのは、この話を昔聞いたからだ。
 
 科学的な証明はできないのだけど、(もしかしたら、効くんじゃなかろうか?)と思い、試している。
 
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 でも、あの実験結果は、恐怖も感じる。
 
 祈ってもらった人々の方が、健康になる・・・。
 
 という事は、逆もありえるのではないか?
 
 例えば、性格が悪く、関わった人々にいじめ、虐待ばかりする。
 振り込め詐欺で、老人からなけなしの金を騙し取る。
 
 こんな者は、相手から恨まれ、病気がちになったり、事故に遭ったりするのでは、なかろうか?
 
 科学的には証明できない事であるが、こういう風になるのが嫌なら、明るく、健康的に生きて、人には良くしたいものである。