浅草で見た光景 | 話のコレクション

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食べ歩き、旅行、散歩を中心に記事にします。が、それらに行けぬ時は、古今東西の興味深い話を記事にします。

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 私は2017年10月17日、東京・浅草にある名店「とんかつ ゆたか」へ行った。
 埼玉から、わざわざトンカツを食べる為に、片道2時間近くかけて浅草へ行ったのだ。
 
 私も物好きな男である。にひひにひひにひひ
 
 東武鉄道の浅草駅改札を出ると、浅草松屋へ入った。
 浅草に来たことがない方はご存じないだろうが、浅草駅も浅草松屋も、同じ建物に入っているのだ。
 
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 浅草松屋は、この少し前、「えきみせ」とも呼ばれるようになった。
 
 またその頃、改築工事を行い、あえて開業時の姿に戻したのだ。
 
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 その為、明治時代のレトロな外観が蘇った。
 こういうレトロ調な外観の方が、観光地にある駅らしくて私は良いと思う。
 
 
 駅(松屋浅草)を出た私は、少しだけ南下し雷門通りへ入った。
 浅草に来たのは、数年ぶりだった。
 
 前来た時より、外国人観光者、人力車、その車夫がずいぶん増えた。
 欧米から来たらしい観光者は、カップルで歩いてる事が多い。
 
 中国人観光者は、団体でズラズラ歩いている。
 色白の可愛らしい女性を一人見つけたが、これは韓国人らしかった。
 
 しかし、欧米人だろうが、中国人だろうが、肥満した観光者は、疲れたように歩いているのが、特徴だ。
 仲間が元気そうでも、1人だけ疲れてしまい、せっかく外国の観光地に来たのに、周囲を見る余裕がない・・・というのではもったいない。
 
 外国人観光者を、ちょっと見ただけでも、健康について学ぶところはある。
 
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 雷門通りを少し進むと、左手に見えたのは、
 
 浅草文化観光センター
 
だ。
 
 この風変わりな建築物を設計したのは、新国立競技場と同じく隈研吾。
 
 ここに数年前入り、展望室で東京スカイツリーを眺めた。
 その事は、このブログの記事にもしている。
 当時は、割合すいていた。
 
 しかし、この日は、外国人観光者が次から次へと吸い込まれてゆく。
 混んでそうだから、今回は中へ入らなかった。
 
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 御存じ雷門
 
 ここは、昔からにぎやかだ。
 浅草のシンボル的存在である。
 
 欧米の観光者から見ると、巨大な提灯ってエキゾティズムを感じるのかもしれないな。
 大きな提灯なんて、彼らの国に無いもの。
 
 数年前、じっくり浅草を散策した時、浅草寺も参拝した。
 だから今回は、雷門を見ただけにした。
 
 
 
 雷門の少し先に、「とんかつ ゆたか」があった。
 ここで食事した。
 
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 「とんかつ ゆたか」で食事を終え、私は店を出た。
 すると、入店待ちのおばあちゃんが、外のベンチにぽつんと腰かけていた。
 
 この時は、満席ではないのだが、店員から、
 「席の準備ができるまで、お待ちください」
と声をかけられていた。
 
 店員は私が座った席の皿を片付けた後、入れる気の様だ。
 
 このおばあちゃん、杖はついているが、揚げ物を食べるのだから胃は若い。
 
 店の前では、着物姿の白人女性2人が、記念写真を撮りあっていた。
 
 ↑すぐ上の画像のガラスを見ると、その片方が写っている。
 
 とんかつを食べるような元気な老人がいっぱいいて、観光地、大都会には、外国人観光者が多くいて、これが今の日本の姿なのだ。
 
 すぐ上の画像は、偶然撮れたものだが、現在の日本のありようがよく出ている。