私は昨年の途中から、世界最大の旅行口コミサイトに投稿するようになった。
このサイトでは、時々旅に有益な情報を、メールで送ってきてくれる。
さて、昨日は、
「2017年 ベストデスネーション(観光地)」
を送ってきた。
ユーザーの口コミの評価から、世界の人気観光地ベスト25が決定したという。
このランキングは、世界中の人の評価で決まった。
10位まで発表すると以下である。

1位 バリ島
2位 ロンドン
3位 パリ
4位 ローマ
5位 ニューヨーク
6位 クレタ島(地中海に浮かぶギリシャの島)
7位 バルセロナ
8位 シェムリアップ(アンコールワットのあるところ)
9位 プラハ
10位 プーケット(タイのリゾート地)
このランキングでは、日本の観光地は除かれている。
むむむ、これは意外
日本のマスコミでは、
「バリ島は昔より、人気がなくなった」
と、近年報じられる事がある。
しかし、このランキングの結果を見ると、インドネシアのバリ島は世界の旅好きに、相変わらず根強い人気を誇っている事がわかる。
世界で一番観光者の多い国はフランス。
だから、私はてっきりパリが1位だったのかな?と思えば。
▼安定した経済力のあるドイツの都市は、25位までに入らず。
経済発展著しい中国の都市も、25位までに入らず。
このあたり、経済力と観光地の魅力はまた別だとわかる。
▼韓国の都市、観光地も、25位までに一つも入らない。
韓国人は、よく「背伸びしたがる」と言われる。
例えば、オリンピックで自国の選手団が活躍すると、
「韓国も、一流の国になったものだ」
と騒ぐ。
しかし、観光の面では、世界のトップクラスはほど遠い。
慰安婦像ばかり置けば、日本人観光者も当然減る。
旅サイトに口コミし、高い点数を入れる者も少なくなる。
日本人旅行者を温かくもてなす、という観点から見ても、
「あれは、ダメなのだ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
一方、国内の観光地ランキングは、以下の通り。
1位 東京
2位 京都
3位 倶知安
4位 大阪
5位 奈良
6位 廿日市(宮島のあるところ)
7位 屋久島
8位 白馬村
9位 富士河口湖町
10位 高山
このサイトは、外国人がいっぱい投稿しているわけだから、私は1位は、京都になるのか?と予想したら、東京だった。
東京は、築地市場、新宿御苑、高尾山が外国人観光者に高く評価されている。
世界のオタク文化の聖地秋葉原もあるし、人気がやはり高いのだ。
最近は、築地本願寺も、
「エキゾチックな風変わりな寺」
として、外国人観光者の間で、人気が急上昇している。
3位の倶知安は、あのニセコスキー場があるところ。
外国人のスキー好きに、雪質がいいと人気なのだが、まさかこんな上位に来るとは、思わなかった。
8位の長野県白馬村もまた、スキー場でもっているところ。
函館、横浜、神戸、長崎は、日本人には人気がある。
しかし、欧米人から見ると、
「洋館、歴史のある教会なんて、私の国にはたくさんあります。見ても面白くありませーん」
といったところか、こういう世界中の人を巻き込んだランキングでは分が悪い。
名城のある姫路、松本、熊本、松山も10には入らず。
城だけで、ベスト10に入るほど甘くない。
金沢も、ベスト10入りしなかった。
しかし、外国人旅行者の人気が高いところだから、11位とか12位だったのかも?