私は2016年9月21日、埼玉県北葛飾郡杉戸町にある杉戸天然温泉 雅楽の湯へ初めて行った。
この日帰り温泉が開業したのは、2012年の事である。
なかなか評判の良い温泉だが、ここまで行く機会がなかった。
玄関付近のカウンターで、入館の手続きを済ませた私は、長い廊下を歩き、大浴場へと向かった。
大浴場へと続く廊下の窓からは、木々が生い茂る庭園が見えた。
でもって、ここで、私が撮った画像は終了。
温泉は、人が裸になる所だ。写真撮影は、おいそれと出来ないのだ。
人がいない所でも、写真ばかり撮っていれば、やがて、
「この男は、よからぬ事をしているのかな?人の裸を撮って、画像でも売る気かな?」
などと、疑られてしまうかもしれない。
ここで撮影をやめた方が、賢明に思えた。
しかし、温泉なのに、風呂の画像がないのでは、読者にどんな所か伝わらない。
そこで風呂は、ネット上でもらった画像を用い、説明する。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
生源泉内湯
この温泉で一番気にいったのが、この風呂。
窓から外の木や草が、いっぱい見える。
木や草の葉の緑が美しいので、風情が感じられた。
しかし、湯が熱い為、入っている客は少なめ。
寝そべり湯
寝そべると、高い木々が、目前にバーンと迫ってくる。
自然と一体感が感じられて、とても上手い演出である。
シルク湯
超微細気泡の乳白色をした風呂。
私が住む埼玉南部は、日帰り温泉、スパがとても多いのだが、この風呂がある所は少ない。
珍しい風呂に入れて、ちょっと嬉しい気がした。
ぬるぬるしてるが、肌にはかなり良さそうだった。
壺風呂
壺型の風呂。
狭いから、一人で独占できる。
ただし、家庭の風呂に入るようなものだから、温泉に来た醍醐味は感じられない。
人により評価がわかれるのが、この壺風呂ってやつだと思う。
露天エリアにある岩風呂。
この温泉で、一番人気なのがこの岩風呂。
客のほとんどは、この風呂に集中する。
露天エリアには、植物が多くあるので、野趣が楽しめる。
ただし、湯の色が濃く、段差がどこまで続くのかわかりにくかった。
段差で、コケないか、入る時は気をつかった。
※これから数年後、段差の危険性は改善したそう。
この温泉には、他にも風呂がある。
この時、風呂の種類は11。
この温泉、埼玉県の平野部にありながら、自然と客が一体になれる演出をしていて、部分部分ではそれが、成功している。
だから、割合高い評価ができる。
私の家から、アクセスが良ければ、ちょくちょく行ってもいいのだが、実はあまり良くない。
だからこの後、数回しか行っていない。
杉戸天然温泉 雅楽の湯(うたのゆ)
住所 埼玉県北葛飾郡杉戸町杉戸2517
※東武鉄道東武動物公園駅東口から、無料送迎バスあり。
あの東武動物公園は、駅の西側にある。
東武動物公園へ行った後、この温泉に寄る手もある。
※※日帰り温泉だが、割合近くにはホテルもある。
遠方の人も、そのホテルに宿泊すれば、両方行きやすい。