日本の珍スポット17 ダビデ像の原寸大レプリカ(東京・広尾) | 話のコレクション

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   2016年5月31日、私は久しぶりに東京を散歩した。
 まず、銀座にあるインド料理(インドカレー)の名店「オールド・デリー」で、腹ごしらえした。
 
 その後、銀座駅から東京メトロ日比谷線に乗ると、降りた所は恵比寿駅である。
 恵比寿駅の割合近くには、ミケランジェロの傑作彫像ダビデ像の原寸大レプリカがあるという。
 
 以前から1度見たいと思っていたので、行ってみたのだ。
 
 ダビデ像の原寸大レプリカは、PAPASというアパレルメーカーの本店に置かれているらしい。
 
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 恵比寿駅を出た私は、駒沢通りを北東の方向へ進み始めた。
 途中、歩道橋を渡らないといけなかったり、坂道を登らないといけなかったり、駅から割合近いのに、ダビデ像へ行くのは、少々苦労した。
 
 が、10分ほどテクテク歩くと、そのダビデ像が見えて来た!
 
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 恵比寿駅近くにあるダビデ像の原寸大レプリカは、行く前に想像していたより、ずっとずっと迫力があった。
 
 帰宅後、自宅にある世界の有名芸術作品を紹介した本で調べてみると、ダビデ像というのは、4m34cmもの高さがあるらしい。
 
 やはり、4m以上の高さがある像だと、例えレプリカでも、見る者を圧する迫力がある。
 
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 ただし、この像で残念なのは、ブロンズ製であり、色が黒い事だ。
 迫力はひしひしと感じられるのだが、黒色ゆえに美しさというものが、どうも感じられない。
 
 イタリア・フィレンツェのアカデミア美術館に置いてある本物は、大理石造りである。
 これも、本物同様白っぽい灰色なら、美しさを感じたろう。
 
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          ダビデ像原寸大レプリカの上半身

 
 なお、このダビデ像の原寸大レプリカは、東京の観光ガイドには、載っていない。
 だから、有名なお台場にある自由の女神像と違い、都民でも知っている人は、ごくわずかだろうと思われる。
 
 しかし、恵比寿駅界隈は、しゃれたカフェが多い。
 また、山種美術館もこの像の近くにある。
 芸術作品が好きな人ならば、それらに、寄ったついでに見てみるといいと思う。
 
 
 ダビデ像(ダヴィデ像)の原寸大レプリカ
 住所 東京都渋谷区広尾2-1-14 PAPAS本店
 ●アクセス JRなどの恵比寿駅出て徒歩10分ぐらい
      
 ※山種美術館のすぐ近くだと覚えると行きやすい