インドのビジャプールに寺院がある。
この寺院には、巨大なシヴァ神の像がある。
この像の高さは、26mにもなる。
これはシヴァ神の像としては、世界で二番目に高いという事だ。
「シヴァ神ってなんだ?」「どういう神だ?」
という日本人も多いだろうが、ヒンドゥー教には、最高の神が三ついて、その中の一つが、シヴァ神だという事である。
ヒンドゥー教の盛んなインドでは、シヴァ神の像がいっぱいあるらしい。
その中で、世界の人に最も有名なのが、この記事で紹介するシヴァ神の巨像。
ただし、尊いから有名なんじゃなくて、
「珍スポット」
として有名なのだ、この像は。
うーん、確かに、画像を見てもらうとわかる通り、銀色と金色に塗りたくられた体が、サイケデリックなのだ。
なにやら、日本の科学系博物館によく置いてあるスイッチを押すと動くロボットみたいな感じがする。
あの配色の為、せっかく尊いはずの像が、ヒンドゥー教徒ではない者には、安っぽく見えてしまうようだ。
かえって、この像の背後にあるアラビア海の方が、青々として美しく、大自然への畏敬の念を人に持たせてしまうような・・・。