![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190619/09/mirakuru460/4b/5d/j/o0500037514472343225.jpg?caw=800)
今月の5日、6日、私は関西、東海地方を旅行した。
まず向かった先は、姫路市であった。姫路とくれば、誰もがぴんときたと思うが、姫路城を見物する為に行ったのだ。
5日の午後1時55分、私の乗った新幹線「のぞみ107号」は、姫路駅に到着した。
駅を出ると、早くも姫路城の天守閣が見えた!
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190619/09/mirakuru460/f9/55/j/o0500037514472343230.jpg?caw=800)
最初、
(タクシーに乗って行こうかな)
と思ったのだが、新幹線に3時間も乗っていたせいで、体がすっかりなまっている。
ここは、歩いて行ってみる事にした。
駅から真っ直ぐ北へ伸びている道を進むと、姫路城の天守閣が大きく見えるようになってきた。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190619/09/mirakuru460/5b/a9/j/o0500037514472343234.jpg?caw=800)
これは、姫路城の内堀。
大きな城だけに、内堀ですら、幅が広い。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190619/09/mirakuru460/a6/0d/j/o0500037514472343237.jpg?caw=800)
この時、内堀の前の道路では、レトロなデザインのバスが走っていた。
地方都市では、この手のレトロな姿をしたバスがよく走っている。こういうバスが見れるのも、地方都市へ行く楽しさの一つだ。
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190619/09/mirakuru460/d1/81/j/o0500037514472343243.jpg?caw=800)
姫路城内へ入るには、すぐ上の画像に写る橋を渡り、その後大手門をくぐらないと、ならない。
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190619/09/mirakuru460/25/95/j/o0500037514472343250.jpg?caw=800)
大手門をくぐり、三の丸広場へ入ると、観光客がたくさんいた。
さすが、世界遺産!国宝!
正月の三が日は終わっても、姫路城を訪れる人は多い。
彼らからよく聞こえてきたのは、甲高い関西弁に、中国語。
現在、姫路城は、関西在住の方や中国人が、多く観光に来ているようだ。
ここで、私は、姫路城の大天守を見上げてみた。
高い石垣に、5層もの白壁の木造建築物がのっていて、実に優雅な雰囲気だ。
それから、威圧感も十分感じられる。
デザインが美しいだけではなく、押し寄せてきた敵を威圧できる風なのが、城らしく実に魅力的に見えた。
で、実は、ここまでなら無料で入れるのだ。
天守閣がこんなに、大きく見えるのに、なかなか気前がいい。
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190619/09/mirakuru460/de/36/j/o0500037514472343258.jpg?caw=800)
しかし、ここまで来た以上は、建物の内部にも入りたいもの。
その場合は、上の画像に写る「入城口」で入城券を買わないとならない。
私はここで、入城券を買い、先へと進んだ。
やがて見えて来たのは、菱の門。
この門は、城内最大の門であり、安土桃山時代の建築様式を今に伝えている。
姫路城は、天守閣も美しいが、この門も美麗である。
城好きなら、必見だろう。
![イメージ 10](https://stat.ameba.jp/user_images/20190619/09/mirakuru460/07/71/j/o0400053314472343265.jpg?caw=800)
菱の門をくぐり、しばらく進むと、急な石段が見えて来た。
ここは、別名「将軍坂」と呼ばれている。
人気時代劇「暴れん坊将軍」のロケで、俳優松平健演じる徳川吉宗が、馬で駆け上がるシーンが撮られた。
他にも、「暴れん坊将軍」に登場する機会が多く、そこから、
「将軍坂」
と呼ばれるようになったのだ。
![イメージ 11](https://stat.ameba.jp/user_images/20190619/09/mirakuru460/c6/6b/j/o0500037514472343266.jpg?caw=800)
将軍坂を過ぎて、さらに進む。
ここまでくると、天守閣もかなり近い。
![イメージ 12](https://stat.ameba.jp/user_images/20190619/09/mirakuru460/06/9c/j/o0400053314472343270.jpg?caw=800)
これは、にの門。
![イメージ 13](https://stat.ameba.jp/user_images/20190619/09/mirakuru460/1a/55/j/o0500037514472343273.jpg?caw=800)
ようやく天守閣の入り口に着いた。
![イメージ 14](https://stat.ameba.jp/user_images/20190619/09/mirakuru460/30/b0/j/o0500037514472343275.jpg?caw=800)
天守閣に入り、ある程度登ったら、係員に、
「赤いカーペットの上は、お履物は脱いでください」
と言われた。
靴をビニール袋に入れてから、さらに、上を目指した。
天守閣内は、夜のように暗かった。
カメラは、フラッシュをたいて撮っているから、そのあたりは、皆さんに伝わらない。
上の画像は、とても明るく見えていると思う。
が、実際は、こんな感じではないのだ。くどいが、ひじょうに「暗い」
![イメージ 15](https://stat.ameba.jp/user_images/20190619/09/mirakuru460/8b/46/j/o0400053314472343278.jpg?caw=800)
また、階段も、はしごのようだし、急角度である。
登りにくかった。
足腰の弱い人は、登れる所まで登り、あとは断念した方が無難だ。
![イメージ 16](https://stat.ameba.jp/user_images/20190619/09/mirakuru460/ad/72/j/o0500037514472343279.jpg?caw=800)
やがて、姫路城大天守の最上階へ着いた。
ここにある刑部神社(おさかべじんじゃ)で参拝し、さい銭箱に、さい銭を入れた。
![イメージ 17](https://stat.ameba.jp/user_images/20190619/09/mirakuru460/d6/d9/j/o0500037514472343282.jpg?caw=800)
上の画像は、大天守最上階からの眺め。
真っ直ぐな道路は、姫路駅まで続いている。
江戸時代は、駅のあたりまでが、姫路城で外堀があったらしい。
天守閣を出た。
振り返ると、これ以上ないほど天守閣が大きく見えた。
![イメージ 19](https://stat.ameba.jp/user_images/20190619/09/mirakuru460/b9/d0/j/o0500037514472343288.jpg?caw=800)
この後、私は、西の丸へ向かった。
その途中にあったのが、「お菊の井戸」である。
ここは、怪談「播州皿屋敷」の因縁があった所だ。
![イメージ 20](https://stat.ameba.jp/user_images/20190619/09/mirakuru460/f0/24/j/o0500037514472343290.jpg?caw=800)
やがて、西の丸に着いた。
ここにある百間廊下へ入り、千姫が暮したという化粧櫓を目指した。
しかし、この廊下は本当に長く、なかなか化粧櫓にたどり着けない。
なお、ここも、土足は厳禁であるし、中は暗い。
やっと、化粧櫓に着いた。
ここには、人形が二体。
片方は千姫、もう片方は、侍女の人形だ。
本物の千姫も、カルタ遊びなどを侍女としていたのだろう。
![イメージ 22](https://stat.ameba.jp/user_images/20190619/09/mirakuru460/55/af/j/o0500037514472343297.jpg?caw=800)
化粧櫓を出ると、天守閣が見えた。
千姫は、毎日ここから天守閣を眺めて暮していたに違いない。
姫路城へ初めて行ってみたが、天守閣は、優雅にして高いし、百間廊下は、やけに長い。
雄大なお城で、歴史的な価値もあり、世界遺産にふさわしいと思った。