ヴェネツィアの宿 | 英検1級のその先へ

英検1級のその先へ

翻訳の仕事ができるようになったものの、やればやるほど奥が深い英語道。映画を字幕なしで8割以上理解できたり、英語の本を日本語と変わらないレベルで読めるようになることを目指しています。

須賀敦子さんの「ヴェネツィアの宿」。静かな文体に引き込まれます。


随分昔の(昭和初期)異国での話、日本での裕福でありながら質素な暮らしなど、今読んでも古臭くなく、新鮮です。


小説の形をとっていますが、作者の実体験が多分に反映されているようです。


折にふれて読み返している本です。