役者さんの中では玉置玲央さんがイチオシです。

声と、滑舌の良さが素晴らしく、セリフを聞いているのが心地よい。

そんな玉置さんの朗読劇があると知り、行きたかったのですが、そのときはねぶたに行く予定で⋯。

そしたら、配信があった！

玉置玲央さんと間宮祥太朗さんが演じる「検事の本懐」、赤楚衛二さんと矢本悠馬さんが演じる「検事の死命」。

２本セットで購入して観ました。

魅力的な４人だっ！

柚月裕子さんの小説を基にした朗読劇。

朗読劇を観るのは初めて。

まずは間宮・玉置コンビの「検事の本懐」を観ました。

佐方貞人検事が担当する、かつて恩のある元建設会社の社長の次男の横領事件に関する物語。

たくさんいる登場人物を２人で演じ分けて行くのですが、声色や仕草を巧みに変えて流石でした。

２人とも声が美しい。

間宮・玉置コンビは結構動きや表情が大きくて、演劇っぽかったのに対し、赤楚・矢本コンビは、顔を下に向けて、まさに朗読⋯という雰囲気でスタート。

大物国会議員を敵に回してまでも真実を探す検事・佐方貞人の姿、検事と弁護士の攻防。

物語が盛り上がってくるにつれて２人の視線やテンションも上がってくる⋯。

コンビによって、こんなに雰囲気が変わるなんて。

観比べることができて面白かったです。

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