本の紹介って自分の頭の中の一部を見せているようで、少々照れる私です。(なのでたま~になるのですね(笑))
ワールドカップでゲームキャプテンを務めた長谷部誠の「心を整える」。
テレビで心のあり方を考えることができるので、ビジネス書としても役に立つという話であるというのと、本の印税は、全額「東日本大震災」支援のために寄付されるというのも感動して是非読んでみたくて購入しました。
心は強くするのも、鍛えるものというのが多い中、整えるという視点が面白いと思いました。
テレビで見る長谷部誠は生真面目という印象、本を読んでいると確かに真面目な人だというのは感じるけど、それは彼の哲学によるもの。
だから読み進めていけばいくほど、人として魅力を感じます。
内容も日頃の心のあり方、心の整え方、自分を律する心、学ぶことが多かったです。
心の整え方では私も心がけていることと同じことがあり、やはりなぁ~と納得したり・・・
自分を律する心はメチャメチャ足りていない自分を反省してみたり・・・気負うのでなく清々しい気持ちで自分もやっていこうと思うこともありました。
サッカーに興味がなくても、参考になることが多い本でした。
中学生や高校生が読むと、自分の本当にやりたいことを見つけたとき、それに向かうための沢山のヒントをもらえると思います。
もちろん、大人だって仕事に対する姿勢とか生きる姿勢を学ぶ良い本だと思いました。
しかし27歳でこういう考え方をしている長谷部選手、だから一流と言われるのでしょうね。
機会があったら、是非読んでもらいたいと思った本でした。
