入院中は自分から色々なことに目を向けていかないと、受身だけの生活になります。


考えなくても時間になれば食事がでてくる、何も考えなくても生きていける(だから余計なことを考えるようになる)


リハビリ以外には、特に決まった予定もないので、部屋に引きこもったら心まで病んでしまうと思ったので、ドアは開けっ放しにし、出来るだけ顔見知りをつくっていこうと考えました。


まぁ、人が元々好きっていうのもあったけど。。。



まず、心がけたのが挨拶

「おはようございます」からはじめて、挨拶が日常になってくると、おはようございますの後がでてくる。


それでコミュニケーションがだんだん広がっていきます。

最初からそう思って接していたわけではなかったけど、挨拶からはじまって仲良くなり、おばあちゃんたちの部屋へ遊びにいき、鹿児島弁講座や(鹿児島出身にしては知らないことが多いので)、昔の話しや生き方を聞いたり。


いつの間にか、あるおばあちゃんたちの部屋の人気者?(笑)になっていました。

6人部屋に遊びに行き、一人一人のベットの横で話を聞いたり話をしたりと、当初『遊びに行ってあげてる』感があったのが、色々人生についても教えてもらいました。


その後、挨拶から始まる交流は広がって行き、同じリハビリ病棟の患者・看護師さん・看護助手さん・先生・清掃の方・売店の方・・・私は病院内を居心地のいい場所へと換えていきました。