まずは今のこの状態を受け止める。。。

ここから始まることだと思います。


入院当初は、これが一番難しいことでした。


『自分はこれからどうなるんだろう』

『元どうりになるんだろうか・・・』

『なぜ?私が・・・』


夜になり、ベッドの中で毎日考え泣いていました。


朝になり人と係わっている時間は、そのことが小さくなる・・・


そんなことを繰り返す日々が続いていました。


そんな日、大事な友人からもらったメールで私の視点が変わりました。



~~ 一部抜粋 ~~


いつも絶対治すという強い信念をもつこと。


症状も軽いほう。 


言葉も話せるし、脳にも障害がないでしょう。


泣くことも笑うことも出来る。


美しいものをみて、感動することもできる。


たとえ車椅子で生活しても悲観することは何もない。


俺は、神様に感謝しているよ。


今までどおり、教子が教子でいられるのだから。



このメールを読んだ時、

泣いてしまった。

でも悲観して泣いているときとは、確実に違う涙を・・・


友人の心と自分の新しい視点(考え方)に・・・


私が私らしくいること。。。

『今の自分を可哀想がらずに、受け止めていこう。

同じ病気で亡くなった人や、言葉が出なくなったり、考えることができなくなる人もいるんだ。

私は、自分の将来を悲観したり、友人に泣きついたり(感情をぶつける)できるんだ。

車椅子になっても押してくれる人がいる。

私らしく、生きていくって・・・

自分を信じて、自分が“今”出来ることに集中していこう!!!』


そう思っても、やはり心が凹んだりすることがありました。

涙することもありました。


でも・・・友人からのメールとそのときに想ったことが、その後の私の入院生活と考え方を大きく変えてくれました。



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友人からのメールは、今目の前のことしか見えてない私に


できない事に目をやる → できている事に目をやる

今の状態しかみえてない → 先の状態を想像する

可哀想な私 → 本来の私


そういう視点を早い時期に与えてくれた友人に感謝してます。


(つけたし)

コーチングでもこういう視点をコーチからクライアントさんに提供します。

カメラのズームを想像してください。

「望遠 ⇔ 接写(マクロ)」

見えないものが見えてきたり、重要なことだけをみたり。

簡単なきっかけで、チェンジできるけど、その時の状態になったら自分で気付くより、他人の一言で変わりやすいと思います。