子ども達♂の間で、遊戯王のカードゲームが流行っているのは知っていた。
それが、この1~2週間で6年生がカードの売買を始め、一緒に遊んでいた4年生で流行ってしまったのだ。
ママ友情報で、「お祭りのお店の真似っこ」と聞いた時は可愛いものだと思った。
が、聞くところによると、いっぱい売っている6年生は2000円近くも売っていたらしい。
しかも、貸しや利子までつけていたとか。
もう、これを聞いたら、全然可愛いものではない。( ̄Д ̄;;
そこで、今日、学校公開の後に、先生とそのママに報告させてもらった。
先生からは学年単位で指導してもらうことになったし、お母さん同士の話し合いでお金やカードは返すことになったので、ひとまずオッケー。
(・ω・)b
しかし、
その裏に別の問題が潜んでいた・・・。
カード欲しさにある子が万引きをしてしまっていたのだ。
がっかりなことに我が息子も絡んでいた。
と言うか、手助けで万引きしていた。
(ノ_-。)
その友達は、どちらかと言うと、幼い感じで、おとなしくて、目立たないタイプ。
悪い話も聞いたことが無い。
そんな子が、そんな事するなんて・・・という感じだ。
だから、それが発覚した時、その子のお母さんはものすごく動揺してた。
そもそも、どう発覚したかと言うと、こうだ。
怪しい未使用のオモチャと消しゴムを持っていることを不審に思ったママ友が、自分の子に問いただしてみると、うちの息子にもらったと言う。
値札シールの値段を見ると高価なものだったのでうちの息子に返したが、怪しいから確認してみるように、とタレコミがあったのだ。
そこで、すぐさま息子を捕まえて問いただすと、
カードの売買で儲けたお金で買ったけど(カードの売買は我が家では早期に発覚して「友達にお金で売るな」と注意したところだった。)、思っていたのと違って面白くなかったから、その友達が好きそうだと思ってあげた
と言う。
それを伝えると、ちょうどその友達も白状したところで、それによると、息子が万引きしたモノらしいと。
話が食い違っているっ。Σ(・ω・ノ)ノ!
それを息子に伝えて、白状するよう促すと、少しビックリした顔で、そうだと認めた。
しかし、何故そんなことをしたのかというと、そのお友達が欲しいと言ったからだと。
そもそも、その前に、その友達が、「カードを売ってみたいから、一緒にカードを盗って」とお願いしてきたらしい。
さらに、別のお友達まで誘って、その友達のためにとカードをせっせと盗ろうとしていたよう。(これは誘った友達が実行できなくて未遂に終った。)
なんとなく状況がわかる気がする。
息子は、そのお友達が自分だけに相談してくれたのが嬉しかったのに違いない。
それが悪いことであっても、自分がやってあげることで喜んでもらえたらいいと思ったのだろう。
オモチャと消しゴムは調子に乗りすぎた先のことだろう。
悪びれもせず、すっかり息子が白状したことをママ友にも話し、息子とも話し合いをさせたところ、その友達もそうだと認めた。
でも、それまでは、頑なに、自分は盗ってない、うちの息子だけが盗った、と言い張っていたそうで。
まぁ、こんな感じだが、問題が発覚したからには、即対応。
それから、盗んだモノをかき集めて、子ども達を連れてお店に謝りに行った。
カードは既に無いものもあるから、多めに弁償させてもらった。
しめて、千円札が数枚飛んでった。
心も懐も悲しい・・・。(T▽T;)
1週間後の息子の誕生日には私からはプレゼントはあげないから。。。
後で、ママ友は、
「子どもって、保身のための嘘ってつくものなのね。危うく騙されるところだった。」
と、うちの息子に謝りながら、寂しそうに言っていた。
息子に、なんで変な嘘をついたのか聞いたら、その友達が可哀相だから、と言っていた。
そう言えば、息子は、最初から、友達が不利になるようなことは言っていない。
しかも、
もともとカードになんか興味ないくせに、皆に合わせてカード集めちゃったりして。
カードの売り上げはたったの50円なのに、1000円近く稼いだとかうそぶいていたし。
どちらかと言うと、かなり見栄っ張りな嘘。
そうなのだ。
親バカと思われてもいいが、誰かを傷つけるような「保身のための嘘」は、息子はつけないのかもしれない、と思っている。
2年生の時に、そういう嘘をつく友達と、それを信じる先生によって、息子はハゲができるまで苦しんだから。
そのこと思い出したら、今回のことでよりも、なんか胸が苦しくなってきたよ。
o(TωT )
ともあれ、たぶん、皆、第二次反抗期入りつつあるんだね。
心が育っていっている過程なんだろうね。
大事な友達ができることはいいことだ。
友達を大切にすることはいいことだ。
ただ、間違った方向に進んではいけないよ。
少年達、真っ直ぐに育て~。
(^-^)ノ~~