先日、実家に寄った際、私と子ども達とのやり取りから、母(ばあば)がふいに何かを思い出したように笑い、
「この子達、反抗期に入っってるじゃないの」(* ̄Oノ ̄*)
と私に言った。
そんなのわかっているんですけど・・・(^_^;)
母は、それまで、ただ単純に、
「最近、勝手なことをしたり、嘘をつくから何を信用していいのかわからない」
と子ども達について漏らしていた。
母の気づきはどうであれ、ともかく、それは、反抗期の特徴。
勝手なことをするのは自立心の芽生えだし、嘘はつくけど私には簡単に見抜ける仕様の無い嘘だし、そんなことは順調に成長しているからこそだ。
その証拠に2人とも体つきが大人っぽくなってきている。
娘(小6)は出るとこが出てきて、息子(小4)はより筋肉質になってきている。
他にもいろいろな変化がある。
娘はお小遣いで、可愛い文房具を始め、最近はシュシュや服やバックばかりを買いあさるようになり、下着にも興味を持つようになった。
仲の良い子と夜に長電話することも増えた。
息子の大きな変化は友達付き合いだろう。
習い事より、家族より、何より友達を優先するようになった。
それも、だいたい決まった相手とつるむようになってきたが、やっていることが怪しいのも特徴。
2人に共通することは、私(大人)の了解を得てから行動することが減ってきたこと。
そのことに関して、私(大人)が気づかなければ報告をする気もなさそうなこと。
確かにこれが、私にとって、今一番やっかいなことだ。(-"-;A
私の了解を取らないということは、私が「NO」と言うだろうと予測しているから。
私にバレないように嘘をついたり、報告をしないということは、怒られると予測しているから。
最終的に気づかないわけはないのだが、気づくのが少し遅かったりすると、非常に悔しくなる。
それは、いたちごっこだ。
子ども達は同じような事を何度も繰り返し、私は同じような事を何度も言い聞かせる。
子どもにとってはウザイかもしれないけど、子ども達の将来のため、辛抱強く注意と鬼母役を続けていくのみ。
それでも、気をつけていることがある。
子どもを親(大人)の権力で言いなりにさせるようなことをしてはいけないということだ。
もし、そんなことをしてしまったら、彼らは社会に出た時にきちんと自立することができないだろうと思う。
何故かと言うと、この時期は、大人や社会の勝手なルールと自分の考える自由なルールとの間にギャップや疑問や怒りや不自由さを感じ、身近な大人との衝突を繰り返して、自立心を培っているに違いないからだ。
だから、その衝突や反発が強かった分、多かった分、彼らは学び、強くなり、しかっりと自立心を持った大人になっていってくれるだろうと思っている。
そのためのこの時期は、親(大人)にとって「子どもとの戦争」のようなもの。
毎日、駆け引きだ。
子どもがと言うより、親が上手くこの時期を乗り越えていくことが重要なのかも。
なんせ、自分の反抗期を知っているから、子ども達のことは言えない。
小学校高学年くらいから父親と取っ組み合いの喧嘩なんてしょっちゅうしてた。
ちなみに、息子の反抗期は早いほうだと思う。
小2で担任の威圧的なやり方が嫌で授業をボイコットしたし。f^_^;
そう言えば、最近、9歳の男の子がチャリで練馬から新宿まで家出した話を聞いた。
9歳ではやや早いかもしれないけど、そういうのもこの年齢ではたまに聞く話だ。
きっと自転車に乗ってどこまでも行ける自信=自分への自信がついただろうね。
その少年、スゴイね。
その行動力、逞しいね。
きっと、早く自立して、お母さんを助けてくれるようになると思う。
なんだかんだ言っても、反抗期はだいたい15歳までには落ち着くから、それまで見守っていたいよね。
(自分に言い聞かせている)
Boys be ambitious !
少年よ、大志を抱け。
しかし、金を求める大志であってはならない。
利己心を求める大志であってはならない。
名声という、つかの間のものを求める大志であってはならない。
人間としてあるべき すべてのものを 求める大志を抱きたまえ。
(クラーク博士)