理科という教科において仕事とは、
「物体に力を加え、加えた力の向きに
物体を動かすこと」をいいます。
公式は・・・
仕事(J)=
加えた力の大きさ(N)
×力の向きに動かした距離(m)
つまりどれほど力を尽くしても、
その方向にコトが動いていなければ
理科的には「仕事した」とは言えない。
社会人としては、何とも耳がイタイ話…(笑)
ちなみに
てこや滑車などの道具を使うことで
加える力は小さくできます。
その分動かす距離が大きくなるので、
仕事の大きさは変わりません。
これを「仕事の原理」といいます。
だから古代エジプト人は
人の力でも斜面を使いながら
あんなでっかいピラミッドを作ったんだね~
古代エジプト人、すごいね~
という授業中に生徒がポツリ↓
「そういえばピラミッドの中の温度って、
あんな砂漠の中なのに夏も冬も涼しくて
ずっと同じ温度らしいですよ」
えっ!そぉなん!?
へぇ~~~~~~~!
エジプト人すげーー!
この日の授業の1番の「へぇ~~!」は
生徒ちゃんにもっていかれてしまいました…
教える立場ではあるものの、時折見せる
生徒たちの才能、センス、知識には
純粋に感動させられます
新しい発見をありがとう(笑)
あとで調べると、
ピラミッド内の温度は常に約20度で、
地球の平均気温と同じだそうです。
すげー!