30代という比較的若い頃、左下の奥歯に酷い虫歯を患ってしまい、根幹治療も出来ず抜歯せざるを得なかった私。それから20年程の間、奥歯の途中が完全に欠けた状態で暮らしてきたのですが、食事の度に咀嚼した食べ物がその隙間に挟まり不快な思いをしてきた事、またある程度資金が貯まりようやく本格的な治療が可能となった事から、思い切ってインプラントを行う事に決めたのでした。インプラントの経験も知識も全く無く、最初は不安や疑問だらけでしたが、幸い近所に開業していた歯科医院が市内でも大変評判良く、インプラントの技術も優秀だった事、また担当医が希望や悩みを十分受け止め最善のアドバイスを送ってくれた為、それらも程無く解消させる事が出来ました。治療箇所はとうの昔に抜歯が済み、骨と歯肉だけが残っている状態だった事。また抜歯後に心配された周囲の歯の変形も殆ど無く、本来は難義もあり得る土台設置までの工程も比較的楽に進み、非常に助かりました。人工の奥歯がインプラントされた直後は若干の違和感もありましたが、それもすぐに消え、快適な咀嚼感や食事が戻ってきたのは嬉しい限りでした。出費はそれなりに掛かりましたが、結果的に最善の決断だったと思っています。