S病院での待ち時間は毎回ほとんどなく。
待っても20分くらいかな。

ここで産もうと思ってます~って院長先生に言ったら
ありがとうございます!
と返されて面食らったウインク
そんな低姿勢なんだ?!と。

そのあとの妊婦健診はT先生。
あんまり待ってないのに、お待たせしました~って感じでめちゃめちゃ優しい。
質問すると、なんでも聞いて!って感じで時間取ってくれた。
優しくて、個人病院ってやっぱり気を遣ってくれるのかな、妊婦健診も毎回楽しみでした。

妊婦健診のエコーも毎回、順調です!だった。
私もそれに安心してたし
マザーズクリニックで胎児ドックも受けた。
NTと母体血清マーカー。
陰性だった。

仕事は続けていた。
同僚は初期は気遣ってくれたけど、仕事のしわ寄せがくる(かも)と知ったら冷淡になり、挨拶も無視されるようになった。
結局その人にそこまでしわ寄せは行かなかったし、私も意地でなんとか出社して仕事はこなしてた。
悪阻もそこそこあったけど、ぱんだくんの時ほどじゃなかった。
無理してなかったと言ったら嘘になる。
でも健診は欠かさず行って順調だったし
上の子もいたから、世の中二人三人と産む人はたくさんいるんだし、と産まれてくることに疑問が湧かなかった。
ぱんだくん妊娠してたときのほうが、死産てこともあるのかも、と頭の片隅にあった。

ぱんだくんは男の子だったから、次は女の子がいいな、と漠然と思っていて、栞ちゃんは女の子だった。
赤ちゃん欲しいな、と思ってすぐにできて、しかも女の子で、悪阻もひどくなく、なんていい子なんだ!!と幸せな気分だった。
(仕事以外は)

マタニティ鍼灸にも通って、中期以降も体もそこまできつくなかった。

早めの産休に入り、生活は落ち着いてた。
ぱんだくんも保育園だったから、夫が保育園まで送り、私はお迎えと夕飯の支度、あとは諸々家事担当。

歩くのはしんどかったけど、好きなものを食べにランチ行ったり、美容院行ったり満喫していた。

35週も終わりのある日。
その日は出掛け先からバスで帰るときに席に座れず、ちょっと疲れていた。
夕飯は野菜と白身魚の天ぷらを夢中で作った。
そしてぱんだくんといつものように寝た。