自宅でくつろいでいると、父から電話。
嫌な予感しかありませんでした。
出てみると・・・
「お母さん、首吊りをした」
と言われて、私は味わったことの無い感情に襲われました。
悲しみと、母に裏切られたという怒りの混ざった複雑な感情。
泣き叫んで「なんで!?首吊りって、馬鹿じゃないの!?」と、父に言ってもどうにもならないことをずっと言ってました。
父は自分を攻めていました。俺が遊びに出かけたからだとか。でも、私は理由はそんなのではないと思いました。
結論から言うと、母は生きていました。
第一発見者は、父方の祖母です。
自宅で家族総出で餅つきをしたあと、母は2階の自室で昼寝をしていました。
母が寝ようとしている姿をみて、父は遊びに出かけてくると伝えて家を出ました。
その時点で家の中にいるのは、2階に母、1階に祖母です。
祖母は軽度の?認知症で、たまに訳の分からないことを言ったり死んだ祖父が生きているつもりになってたりと、たまに家族を悩ませる人です。
電話のかけ方もわからないし、電話番号の暗記なんてしていませんでした。
何を突然思ったのか、祖母は自宅を出てすぐ隣の大きな納屋に向かったそうです。
本人も、なぜ外に出たくなったのかは分からないと後に語っています。
そして、冬は基本締め切っている納屋のシャッターが少し開いているのを見て、締めてそのまま帰るのではなく、
開いてたシャッターをさらに開けて、中へ入ったのです。
その納屋は2階建て構造になっていて、2階へ上がることはほぼ誰もありません。
(2階にあるのは昔使った私のおもちゃや、ガラクタ置き場になっています)
それなのに祖母は真っ先に2階に登っていきました。するとそこには、
首を吊ってぐったりしている母がいたそうです。
祖母は、ロープを切るために自宅へ戻り、台所から包丁を持ってきました。
その後母の身体を寝かせてあげ、近くにあったボロ毛布をかけてあげてから、また自宅に戻りました。
そして、父と弟の携帯電話にそれぞれ電話をかけたのです。
「お母さんが死んでいる」と。
父は出先から救急車を呼びながら帰宅、弟も勤務先から慌てて帰宅しました。
弟が納屋につくと、ちょうど救急隊員が担架で母を運んでくるところだったそうで、その変わり果てた姿に弟はその場に倒れ込みました。
父は母に付き添い病院へ、弟は警察の対応をしました。自宅の部屋、全てを警察に見られたと言っていました。
母が昼寝していた部屋はストーブ付けっぱなし、パジャマもくしゃっと脱ぎっぱなし。
警察は他殺の可能性はないとして、すぐに帰ったそうです。
その後、どうなったかはまたまた後日。
(この記事は2019年12月に書いています。)