家の補修工事記録を残そう | 住まいの専属検査員ブログ

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中国地方初となる設計・施工を一切行わない検査専門店のブログです。
広島を拠点に岡山・山口の3県で第三者の住宅検査・インスペクションを実施中!

みらいプラス住宅検査の斉藤です。

 

皆さん、家の補修工事の記録って持っていますか?

 

例えば屋根からの雨漏りがあったとします。

 

業者を呼んで雨漏り補修をしてもらったとして、

そのときの補修工事記録が手元にありますか?

 

将来、何らかの事情で家を売ることになったとき、

買主さんがインスペクションを入れてくる可能性が充分にあります。

 

そうなると小屋裏を専門家が覗くことになります。

 

そのとき雨漏りは直っていても、

木部にできた水染みは消えずに残っています。

 

その水染みがインスペクションで指摘に上がってきます。

私も何度となく指摘に上げています。

 

そのときに補修工事記録がないと、

売主さんの口頭だけで信用するのはやはりむずかしい。

 

それで散水試験などをして、

本当に漏らないことを証明しないといけなくなることもあります。

余分な出費です。

 

今、家を売る気がなくても、

補修工事をすれば記録(履歴)を残すということを

頭の片隅に残しておいてください。