こんにちは。

 

 

 

忙しいママでも今日からできる!

家族と私の未来が変わる食卓革命の

岸本裕美です。

 

 

 

プロフィール⑥では幼稚園の管理栄養士を

へて次のみから大学勤務までのお話を

しました。

ここをクリックしてね。

 

 

 

 

 

大学生を指導していく中で自分のことがわかっ

たてきた私が次に選択したのは、中学生でした。

 

 

 

なぜなら自分で自分の食事を整えたりお

店で自由に買い物ができるようになる

時期だからです。

 

 

 

私は中学校で、いろんな力がつきました。

 

 

 

授業を50分間集中させるために、10分ごとに

目先を変えて授業を組む。

 

 

 

学力の差が大きいので、同じ授業内容でも

3つのレベルの教材を準備します。

 

 

 

理解の早い生徒用、

普通の生徒用、

自分の名前を書くことにも困難のある

生徒用にです。

 

 

 

そして板書のときは気をつける重要なことが

あります。それはに生徒に完全に背中を

向けてしまわないことです。

 

 

 

完全に背中を向けた次の瞬間に何が起こるか

わからないのです。

 

 

 

チャイムがなっても教室に戻ってこない生徒

が必ずいます。

 

 

 

勝手に席を変わっている生徒もいます。

 

 

 

情報の授業では勝手にゲームを始めます。

ペイントで絵を描かせたら公共の福祉に

反するような絵を描きはじめます。

 

 

 

お昼休みも食事している場合ではありません

学年ごとに当番を組み教室を全て巡回して

見回ります。

 

 

 

なぜならこの時間帯に問題が起こることが多い

からです。

 

 

 

ある日何人かの生徒が友達の足首

をもち、窓からぶら下げているのを発見しま

した。間一髪です。こんなことが普通に起こる

毎日でした。

 

 

 

また、貧困の差がとても大きかったです。

 

 

 

祖父母の家から通う生徒、

養護施設から通う生徒、母子寮から通う

生徒も結構な人数でいます。

 

 

 

パパかママが外国人のため日本語が不自由

なために低学力になりがちでした。

 

 

 

クラスは国際色豊かでした。これにも驚きま

した。

 

 

 

そして、中学生といえば、生徒指導、万引き、

小火騒ぎ、他校の生徒との喧嘩、友達との

喧嘩、エスケープ、遅刻、不登校なんかは

日常茶飯事のこと。

 

 

 

ネットでは性に関する情報があふれる中、

その影響を受けた性的な被害も多くあります。

 

 

 

万引きでひとつのコンビニをつぶしてしまう

こともあります。他にもここに書けないことが

山ほどありました。

 

 

 

 

いまの中学生の実態に面し驚くことばかりで

した。私が想像していた、知っている

中学生とは程遠いものでした。

 

 

 

 

 

とはいえ、驚いてばかりはいられません。

ここでは実に生徒とはデイープにかかわる

ことができました。

 

 

 

学年の先生が一丸となって指導にあたる迫力

とその連携はすばらしかったです。

とてもやりがいがありました。

 

 

 

先輩教師の先生たちの後ろ姿からたくさんの

ことを学ばせていただきました。

 

 

 

 

ところが、ところがです!

肝心の食育に関してはさっぱりでした。

 

 

 

この時はまだ給食制度がありませんでした。

経済的に厳しい生徒はお弁当を持参せず、

廊下で集まり500mlのジュースだけをのんで

「ハイ、昼食は終わり!」そんな感じの

生徒も少なからずいました。

 

 

 

もらった少ないお金からジュースだけを購入

し、残りをお小遣いにするのです。

まだアルバイトができない年齢です。

自由に使えるお金を作る手段の一つでした。

 

 

 

ホルモンバランスが嵐状態の時期。

 

心が嵐状態の時期。

 

まだまだ健康で元気な時期。

 

自分にだけ関心が向く時期。

 

周りから自分がどう見られるのかに

最大の関心が集まる時期。

 

 

 

そこに自分の健康に意識がいく隙間はない。

 

 

 

この子たちの食べているものと家庭環境では

勉強に集中することがとても難しいと感じま

した。

 

 

 

ジュース1本の昼食で心が安定するはずもな

く、安心できる家庭の存在も希薄。

 

 

 

生徒を取り巻く生育環境から革命をおこさな

いことにはこの子達を救えないと

実感しました。

 

 

 

その後、中学生の給食制度が始まりました。

とても安堵しました。

 

 

 

しかし、献立内容はまだまだ不十分であり

問題はありました。

 

 

 

しかし、ジュース1本で済ますお昼ご飯とは

雲泥の差です。光が見えたのをよく覚えてい

ます。

 

 

 

私はやはりここでも子どもの笑顔を守る

キーポイントはママだと確信しました。

 

 

 

しかし、やがて遠くない未来には親になるで

あろう中学生ですが、時期尚早であることを

実感しました。

 

 

 

そこで次に私が目をつけたのは高校生

でした。

 

 

 

この続きはプロフィール⑧でお話させてください。

 

 

 

今日も最後まで読んでくださりありがとうご

ざいました。