こんにちは。

 

 

 

 

 

たった一杯の味噌汁から思考が変わり、体質が変わり、未来が変わる。

 

家族と私の生き方革命の岸本裕美です。

 

 

 

 

プロフィール③では阪神大震災で失った

幼い命についてお話させていただきました。

ここをクリックしてね。

 

 

 

 

 

震災後、私は「奇跡的」に助かった

自分の命について考えました。

 

 

 

あの時、自分にできたことは何か?

これから私に何ができるのかを?

 

 

 

今私が生きているのは本当に偶然でしか

ありません。あの時にだれが死んでいても

不思議ではない大きな地震でした。

 

 

 

まだまだやりたいことがあっただろうに

この世を去らざるをえなかったたくま君の

分まで生きていかないと

と強く強く思いました。

 

 

 

奇跡的にも生き延びた命を無駄にできない

と強く感じました。

 

 

 

今日は医師になるべく予備校に通うまで

のお話をさせてください。

 

 

 

 

 

 

 

私は猛烈に後悔しました。

あの日、あの時たくま君が我が家に泊まって

いれば・・・・なんで断ったんだろう。

 

 

 

まだわずか3歳。

この世に生を受けてたった3年です。

 

 

 

1月17日の午前5時46分を境に

この後の人生がいきなり

なくなってしまった・・。

 

 

 

やりたいこといっぱいあったはず。

いろんな楽しいこともあったはず。

まだまだお母さんに甘えていた

かったはず。

おいしいものも食べれたはす。

友達と大声で笑えたはず。

大学いったかな。

彼女もできたかな。

結婚したかな。

お父さんになったかな。

 

 

 

なぜ、泊めてあげれなかったんだろう。

もう取り返しがつかないです。

 

 

 

この地震でたくさんの人が無念にも

亡くなってしまいました。

 

 

 

私に何ができたのかずっとずっと

くるくるくるくる考え続けました。

 

 

 

私が生き残ったのはたまたまです。

偶然でしかありません。

 

 

 

私があの時に死んでいてもおかしくなかった

わけです。

たまたま生き残った命なのです。

 

 

 

無念に亡くなった人の分も

人の役に立って生きたい!

と思いました。

 

 

 

 

 

 

そして

私はこのあと考えたすえ、命を助ける医者に

なろうと決意しました。

 

 

 

患者さんのお話をじっくりきいて治療する

医者になりたいと思いました。

 

 

 

今命ある人には健康に生きて

やりたいことやって

 

 

 

そして、お迎えが来るその日まで、

今ある命を十分に活かし

幸せを感じて充実した人生を生きてほしい!

 

 

今ある命を輝かせたい!

そのお手伝いがしたい!

 

そう考えました。

 

 

 

これが私の原点です。

 

 

 

今ある命は奇跡だったのです。

当然あるものでもなく、奇跡的なバランスで

生きていたのです。

 

 

 

 

いえ、

生きているというより、

生かされている感じがしています。

 

 

 

そして、今あるからといって明日もある

という保障はまったくないのが事実でした。

それを身をもって知りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

だから

私はこの時から、先に延ばすことをやめました。

伝えたいことがあるときは明日に延ばさない。

今この時に言う。

 

 

 

「ありがとう」

「ごめんなさい」、

「すきよ」

「宝物だよ」

「愛してる」

 

 

今言葉にして伝える。

明日に伸ばさない。

「今でしょ!」

 

 

 

 

私は一念発起して、予備校に通い、

3人の子どもを育てながら、

10代の子ども達に混じって勉強し始めました。

 

 

 

 

 

今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。

 

 

 

 

この続きはプロフィール⑤で

大学付属病院で勤務されていた医師との出会い

についてお話させてください。