3月31日に中学校教師を辞めました。
でも、この仕事が嫌になって辞めた訳ではありません。
15年間続けてきて、ようやく「やりがい」や「自信」が持てるようになりました。
その「ノウハウ」や「仕事術」を若い人たちに伝えていけたらいいなぁ。
そう思っています。
不登校『縦の糸と横の糸』
兄弟がいると、ついつい下の子に目がいってしまいますよね。
子育てあるあるです😊。
こういう現象が、実は学校でもよく起こっています。
それは「不登校」生徒のいる学級で。
先生たちは、ついつい「不登校」の生徒を優先してしまいます。
もちろん優先しなければならない時もありますが。
でも、ずっと優先している訳にはいかない。
『上の子』たちがいるからです。
でも、普通に学校に行けているんだから優先しなくても大丈夫なのでは?
本当にそうでしょうか。
手のかからない子にも、いろんな『気持ち』があるのです。
下の子だけではなく、上の子にもちゃんと目を向けなければならない。
もちろん、上の子だけを見るのも違いますよね。
どちらかが優先ということはあってはならない。
どちらも大切なのです。
我が家の2人姉弟でもこのバランスをとるのが難しいのに、学級には40人近くの子どもたちがいます。
一人の先生が、その両方をバランス良く見る。
なかなか難しい仕事だと思いませんか?
それは、さすがに「無理」があると思うのです。
「無理」があると、物事はうまく進んでいきません。
それでは誰のためにもならない。
では、「無理」がないようにするにはどうすればよいか。
それには『チーム』と『役割分担』が必要です。
家庭であれば、お父さんとお母さんで時に役割が違うように、『上の子』を中心に見る人と『下の子』を中心に見る人を分けるべきなのかもしれません。
当然「分担したから後はそれぞれで」ではダメですよね。
たまにいるんです。
先生たちで責任をなすりつけ合う人たちが。
それでは意味がありません。
だから『チーム』であることが必要なのです。
『上の子』を中心に見る人と、『下の子』を中心に見る人が、『チーム』として話し合いを持ちながら進んでいく。
当たり前と言えば、当たり前です。
でも、この当たり前のシステムが今の学校にはない。
これが現状です。
『 縦の糸はあなた 横の糸は私
織りなす布は いつか誰かを
暖めうるかもしれない
~中島みゆき「糸」より~ 』
担任一人のせいにするのではなく。
誰かが縦の糸になれば、誰か横の糸になる。
みんながそれぞれの役割を果たしながら、でも同じ布をつくっていく。
そんな『チーム』がもっと学校現場にできれば、きっと何かが変わってくる。
子どもたちの居心地も、もっともっと変わってくる。
そう思うのです。
