3月31日で「中学校教師」を辞めました。


でも、この仕事が嫌になって辞めた訳ではありません。


15年間続けてきて、ようやく「やりがい」や「自信」が持てるようになりました。


その「ノウハウ」や「仕事術」を若い人たちに伝えていけたらいいなぁ。


そう思っています。








誰もが使える『特別支援の技』



「⚪⚪しちゃダメでしょ!」


この台詞よく使いませんか?


学校でもよく使われるこの台詞。


ある特別支援の研修を受けるまで、私もよく使っていました。


「⚪⚪しちゃダメでしょ!」


こちらとしては「⚪⚪しちゃいけないよ」と伝えているつもりなのですが、言われた側からすると「⚪⚪したあなたはダメな人」と言われているように思うのだそうです。


「確かにその通りだな。」と思いました。


特別な支援を必要とする子どもたちは、この台詞を言われるような場面がどうしても多くなってしまう。


そうなると、いわゆる子どもたちの「自己肯定感」が低くなってしまうのです。


でも「自己肯定感」というと、自己肯定感を低くしないために『何も言わないほうがよい』なんて間違った解釈をしてしまう人もいますが、そんなことを言いたい訳ではありません。


『何も言わない』なんてことは、絶対にやってはいけないと私は思います。


何かは言わなければならないのです。


『教育』ですから。


でも「⚪⚪しちゃだめでしょ!」という言い方は、確かに良くないかもしれません。


そのときから私は、次のように話し方を変えました。


『⚪⚪しません!』

『⚪⚪します!』


言葉としては「ほんのちょっとの違い」なのですが、生徒たちの反応は明らかに変わりました。


ムッとされることが、明らかに減りました。


やっぱり「⚪⚪しちゃダメでしょ!」には、相手を否定するニュアンスが含まれてしまっているのですね。 


これはきっと『特別支援』に限ったことではありません。


ちょっと言い方を変えるだけで、人間関係が良好になるかもしれませんね。




さらには『⚪⚪しません!』と言うタイミングも大事だったりします。


誰だって、悪いことをしたり失敗したりした後に『⚪⚪しません!』と言われたら「注意」されたみたいで嫌ですよね。


特別な支援を必要とする子どもたちは、特にそうなのかもしれません。


ですから、できるだけ「注意」にならないようにする。


そのためには、タイミングが重要です。


「⚪⚪した後」ではなく、「⚪⚪する前」がいいですね。


1番いいのは、『何でもないタイミング』で『こういうときは、⚪⚪します!』という正しい行動を教える。


こうすれば、子どもたちの心の中にすんなり入っていきます。


これも大切にしたい『特別支援の技』ですね。





『教育』でも『子育て』でも、大切なのは「子どもたちの心や頭の中にすんなりと入っていくこと」じゃないでしょうか。


特別な支援を必要とする子どもたちには、さらにちょっとした『技』が必要になります。


このちょっとした『技』が、結構大切だったりするのです。


『特別支援』だけで使っていたら、もったいないですよね。


誰もが使える『特別支援の技』


みんなで使ってみませんか😊?