さぁー!始めようか!!
未来アナザーワールドエピソード!!
これから始まる物語は、数年前のある出来事の物語である。
では、始まります。
誰もがあたりまえのよう、過ぎていくなか、すれ違う人にさほどの興味はないだろう。
そんな僕もすれ違う人にいちいち注意はしない 。だけど、アイツは…彼は。
少し冷めた僕の意識を引き寄せた、
コンクリートやネオン。そして多種多様な人種 がいるなか、僕の思った1つは黒。
いや、黒より黒い?
夜という時間に生きる僕には陽が落ちた景色は 見慣れている。目を閉じた時の暗さもわかる。 なのに、その彼が持つ存在感は夜より暗く、黒 より黒くみえた、光のない暗闇でより深く、そ の深さを感じさせた。
白い鳥。黒い薔薇。赤い血。青い空。しばしば 色には様々な形容がつくなか、黒より黒い存在 。比喩のカテゴリーから外れた人外の色。
黒い?
いや…
純黒。
形容するなら、せめてこの言葉か?
僕は出会ってしまった。
純粋な黒に。
彼の名前は夜虫。
ここから始まる物語はフィクションじゃない。
次回へ。
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