「成功している人の真似をする」
と、起業塾の講師は散々いっている。
私がその時感じたことは、
「自己否定につながるから真似は良くない」
ということ。
「誰でもできる」ことを自分が出来なかったら
「やっぱり自分はダメなんだ。」
と余計鬱になるから。
でもね、「真似」したことで
身についたスキルはたくさんあるのよ。
当時の私は色や画像をつけた
読みやすいブログを毎日のように書いて、
ユーチューブをアップして
インスタグラムを投稿し続けていた。
内容はいろんな講座や本で学んだ事や
自分が経験した事のアウトプット。
フォロワーさんはかなりのスピードで増えていた。
今は疲れてお休みしているけれど、
(と言うより、リアルで稼いでいるので
発信の必要を感じなくなった。)
その当時の記事を見る事で
自分自身「この人(過去の自分だが)すげぇ」と思える
めっちゃ説得力のある記事なのである。
その時の記事から
雑誌社から声がかかり、
今でも定期的に雑誌に記事を掲載させてもらっている。
また、文章をとにかく書き続けていたので
勤め先に重宝されて、
大事な書類は全て私が作成を担当するという
思わぬ副賞まで付いてくる。
「あなたがいないと仕事回らないよ!」
と言ってくれたり、
大切な交流会の場に連れ回されて
「優秀なスタッフなのでこの場に連れてきました」
と、色々な役員たちの前で紹介されたりする。
この今の私を姿を10年前の自分が見たら驚くだろう。
10年前の私はまだ高卒で、
なんの資格も持っていない
落ちこぼれの見本のような存在だったのだ。
今は大卒の資格や国家資格なども所持し、
それを経験に結びつけて仕事に活かすことが出来ている。
一時は家を勘当されていたが、
やっと5年くらい前から
家族に認められるようにもなった。
私がブログを書くときは
ひたすらリサーチして分かりやすい記事の作り方を
研究してきた。
「あなたの書く文章は、
どんな人が見ても分かりやすくて説得力があるわね。」
と、職場で常に褒められる。
要は、「真似」すべきはそういった姿勢。
分かりやすい人の文章の書き方を真似て
常に研究とアウトプットを怠らず、
いつまでもやり続ける事。
これが文章でなくてもいいんだ。
HPのレイアウトを真似してみたり、
動画のアングルを真似してみたり。
その起業塾で習ったSNSの発信方法は
ツールによる自動フォローは別として
だいたい実践してきた。
そして、「真似」すべきは、
「誰にでも分かりやすい説明の方法」
だ。
それまで勉強してきたことのない人が
理解できるように、その人の世界観に合わせた
言葉を使用していく。
「その人」とは、「ペルソナ」のこと。
自分が発信したい相手であり、
とある人物そのもののこと。
ペルソナの世界観に合わせて
その人にとっての自分を作り上げていくこと。
これが出来れば、
何をやっても成功する。
これが、仕事もコミュニケーションもうまくいく、
究極のマインドなのである。
これを自分の中で落とし込んで
あらゆる場で実践することが出来れば
本当に「なりたい自分」になることは
夢ではないのである。
「なりたい自分」って何よ?
それはその人にしかわからないし、
その人にすら分かっていないのかもしれない。
ちなみに、
その「マインド」を理解させるために
様々な書籍が出版されているし、
様々な講師が常にいろんな媒体で語っている。
正直、何十万払っても理解できない人はできないし
払わなくても本や動画と自分の経験を照らし合わせて
割と簡単に理解できる人もいる。
ただ、せっかく高い授業料を払ったのだから
講師が伝えるそのマインドだけは真似していきたい。
別に、自分が気に入らない部分
「あたかも稼げるような錯覚をさせる」
「入塾後フォローが全然できていない」
ことを真似する必要はない。
自分がそう思うなら、
「反面教師」にして、
自分が仕事をする際はそうならないように
気をつければ良いだけだ。
全ての経験を学びにして
自分の未来を作り上げていきたいものだ。