和歌山でも久し振りに訪れる地域のモスバーガーです。
昔からモスバーガー好きなんですが、テレビでも宣伝をしてます、
これが食べたかった。
早速来ましたよ✨✨✨
あれれ?
何か宣伝写真イメージと、
微妙に違うく無いでしょうか??💦
店員さん(高校生のアルバイトみたいなギャル)に文句を言いそうに成りましたが、良く見れば、
包装紙の底に流れ落ちてただけでした。危なかったです、クレームおじさんに成るとこでした(笑)
それよりもこれよりも、この店に来るのは約30年振りぐらいで、
まだ存続してる事がめっちゃ嬉しかった。
約30年前、このモスバーガーが有る地域で道路工事をやってたんです。
道路工事って、地域住民様(周辺の住宅、企業、飲食店等)に少なからず迷惑をお掛けする物でして、その迷惑度をいかに最小に留めるか、常に住民様と打ち合わせ、工事説明、許可を得る、、の繰り返しなんです。
そして 日々の打合せを重ねるなか、ここのハンバーガー店主さんと 何となく仲良く会話する様になって行きました。
まだ店をオープンして1年以内。幼子が居ると言う店主さん。店舗の土地は親戚筋から格安でお借りする事が出来たそうですが、当時のお店周辺地域は、
お見事と言っていいぐらいな田園地帯のド真ん中。
店の経営とかド素人の私でさえ、
「うわぁぁああ、これは良く無さ過ぎるんじゃね??」って思ってしまう環境。
おまけに割かし近い場所には某メジャー系ハンバーガー店まで有る!!
聞けば聞く程に
「うわぁぁぁぁぁぁぁ、、」って成ってしまう。
余談ですが、この「うわぁぁぁぁぁぁぁ」は、昔からNETに素材(画像)が数多く有り、どれも大好きで、ついでですので並べてみました。
本題に戻ります。
新規店オープンに際し店主さんは「お店を軌道に乗せる」為の策を考えました。
店の広告方法は何種類か有って。まずは新聞の折り込み広告。次に道路脇なんかによく見掛けます、
固定式看板を
設置する方法。
もしくは人が看板を背負う、
昭和スタイル方法も有ります。
しかしどれも相当な出費に繋がりそう。
そこで店主さんがセレクトした方法はステカン作戦。
正式名称は「捨て看板」。昔はかなりお馴染みだった宣伝手法です。
皆様も目にした事が有ると思いますが、3センチ程の細い材木で枠を作って布地製の盤面をくっつけた簡単で有りめっちゃ存在感を発揮するステカン。
ステカンそのもは外注して制作と成りますが、品物自体が軽いから、店主さん自ら運び出して町中の電柱や街路樹、ガードレールなんかで、目立つ場所にビニール紐で括り付けたら設置完了。
しかし、ステカンには今書いたようなメリットが有るけど、デメリットも有ります。
それはステカンで有ると言う点。つまり町中に張り付けて、ある意味捨ててしまってる様な状況がステカンの存在意義。それ故に、どうどうと所有権を言えないのがステカンで、このハンバーガー店のステカンも、店主さんが夜間に幼子を背負いながら取り付けたステカンが数日も経たぬうちに、足で蹴られてバキバキに破壊されるという不幸が起きた。
バキバキにされた看板の骨組の3センチほどの細い材木が 今度は通行人を傷付けてしまうかも、な 危険物に成り替わってしまった為に、またしても店主さんは幼子を背負い、今度は潰されたステカンを取り外して回収する羽目に・・。
その作業中、、店主さんは意外なものを目撃した。
てっきり塾帰りの子供なんかが悪戯で看板を蹴り壊したものと思ってたら、、なんと一人の男が今まさに看板を蹴り捲ってる真っ最中!!!!
綺麗な服装の その男性は、、なんと別なハンバーガー店の店主だったそうです。
その出来事を涙目で私に語ってくれた店主さん。
私みたいな道路工事のドカタに言っても何の解決にも繋がらない事は店主さんも分って居ると思うんですが、語らずにいられなかったんでしょう。
人は目標や計画を打ち出した時は、ただ夢を見てるだけじゃ 何も始まらない。
【Just do it】の意気込みで。駄目元でもええねん。とにかく何かをしないと夢の実現は永久に訪れない。
今回の訪問時、残念ながら当時の店主さんの姿は見えなかったが、心の中で 祝福を送ったのは言うまでもない。
ドゥ・イット! ❖ スリー・ディグリーズ (1976)
seeyou!!