神楽を舞う子供たちが中心に絵本の表紙を制作。そして時を刻む絵本ブランドに
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◎三作神楽保存会の青年部の佐藤 貴志さんが中心に三作神楽の絵本ブランドで次世代の子供たちに自らが伝統文化を刻む活動に取り組まれています。
◎絵本は佐藤さんが集められた地元の子供たちが描いた絵を折り込み制作。
◎表紙は61年に制作された地元の子供たちが作成した神楽の版画を元にアレンジしたものに神楽を舞う子供たちが中心に色をつけました。
◎この表紙は焼酎のラベルとして神楽をアピールするとともに次世代の神楽を担う七年後、自らが描いた焼酎のラベルのお酒で乾杯して欲いという思いがあります。
◎七年毎に絵本と表紙は作成し、自分の時代の神楽を絵本ブランドで出会えます。
◎和田三作地区(林・原赤・中村の3自治会を合わせて三作という)に古くから伝承され、7年目ごと(卯年・酉年)の式年祭で、地元河内神社に奉納されてきました。神殿を設け、神迎えをして23の神楽舞を奉納するこの神楽は、神祭りのひとつの古風な形をとどめ、中世の華やかな芸能を取り入れて祭りの興奮を高めています。
◎神楽奉納だけでなく、湯立ての儀式をはじめとする様々な神事があり、古風な形をとどめているということで国の重要無形民俗文化財に指定されています。