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《特徴その②  相互に依存する》

昨日の投稿、その関係が成り立つという事は、

「依存する」とも言えます。

だって、一方だけで単独に存在する事はないので。

「上があるから、下がある」というのが

まさにソレですね💡

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常に「上」は、

相対する別の「下」が存在する事によって

自己()の存在が条件づけられている事になります。

 ※相対=当事者同士が差し向かいで事をなすこと。

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「陰」と「陽」の間にある相対依存関係は、

「気」と「血」の関係とも言えます☝️

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どーゆー事ぉ⁇

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「気」と「血」は、東洋医学の考え方で、

人体を構成し、生命活動を維持している源です。

「気」は「陽」に属します。

「血」は「陰」に属します。

東洋医学の中で、

「気」は「血」の帥(すい)であり、

「血」は「気」の舎(入れ物)である、という

考え方に繋がるのです。

 ※帥=軍を率いる頭。将軍。

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要は

動きがある「陽」に属する「気」がある事で、

単独では動けない為「陰」に属する「血」を動かす。

と、いう事💡💡💡

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また別の観点から、

「物質」と「機能」も陰陽に分ける事が出来ます☝️

「物質」=「陰」、「機能」=「陽」

これは

「機能」は物質運動()の結果で、

運動のない()「物質」は存在しない、という観点です。

だから、

陰陽論と人体の機能/構造を結び付け、

治療に活かす事が出来るのです💡

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中国古典には、こんな一文が。

『陰は内にありて陽の守りなり。

 陽は外にありて陰の使いなり。』

なんか深くないですか⁉️

身体の内側と外側、

どこに例えても当てはまります

分かりやすい例えを出すならば

脳は内にあって身体を守り、

身体(筋肉や皮膚など)は外側にあって脳の指示に従う。

こんな感じでしょうか🧐

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これね、面白い例えを教えてくれた勉強会があって💡

今とってもお伝えしたいんですが、

せっかくなので陰陽論が一通り終わった時に

改めてお伝えしようかな、と😏

今この文章の最後に載せても、

辿り着いてる人が殆ど居ないと思うので🤣

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◎参考文献:東洋医学概論◎

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