恋箪笥
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わすれられない恋


昔の恋は、ときおりしくしくと痛む。
たとえば嫌なことがあったとき。たとえば生理前。

まるで雨の日に交通事故の後遺症のむちうちが、痛み出すみたいに。

24年間で付き合った男は30人くらいはいるけど、そのなかで今でも忘れられない昔の恋人は、ふたりだけ。

ふたりともわかれてから、なぜか逮捕された・・・。
「悪い男」に惹かれるにも程があるっつの。
・・て、いうか、脱税とかその手の話だけどね。

ふたりとも、うんと年上で、人生経験も女性経験も豊富で、要するにわたしより1枚も2枚も上手だった。

今はもう、そういううわべのテクニックに惹かれて幻想を抱くお年頃じゃなくなったけど、うぶなときの、自分を守るより相手のうわっつらだけにのめりこめた感覚は、なかなかいい。

今じゃ、誠実さだとか優しさだとか、浮気しないで自分だけを見てくれることとかに重きをおいて相手を選んでしまっている。

年をとると、意識せずとも守りに入る。
それは幸せになるために必要なことで、いつまでもメニミエナイモノを重視してたんじゃ何もつかめない。

ただ、昔の恋の感覚は、思い出として持っておく分にはオツな物だ。
もちろん、痛みが胸を刺すけれど。

そして、きっと私の忘れられない男2人は、ほかの誰かさんにとっても、忘れられない人なのだとおもう。
あとをひく魅力というのは、ある程度才能というか、一般的に通用するものだから。
わたしは、見知らぬ女の子と、甘い痛みを共有しているんだと思う。

だんなさんや恋人は、共有したくないけど、昔の恋人なら、100歩譲って、まあ許そう。



そんなわけで、ど田舎にある我が家の窓からぼんやり星を見上げながら、私は昔の恋人のことを思いだす。

沢山のウェンディたちのピーターパンは、いまごろまた東京じゅうを飛び回って、性懲りもなく悪さをしているに違いない。

はじめまして

ブログを開設しました!!

本当はもう一個、ちゃんと顔写真をのせてがっつり書いているブログがあるんですが・・・。
そっちのブログは、会社の人はおろか、ダーリンまでみているので、なんだかぶっちゃけられなくて不満を抱えていた今日この頃。
そこで、このブログ「恋箪笥(こいだんす)」はこっそり内緒で書きます。
実世界のしがらみから開放され、思う存分、じぶんらしい日記を書いてみようと思ってます。
偶然訪問してくださった方は、これも何かの縁ですので、できたら足跡を残していってくださると嬉しいです。
では、では。今日はこの辺で。
明日から、本格的にブログを開始します。