居候の身でありながら、外泊をした後、同時期に近くに滞在していた女友達と、そのまた女友達と
シドニーに行こう!という話になった。
シドニー。
私が住んでいた場所は、シドニーよりも北上した、いわば”片田舎”だ。
シドニーに行くということは、それなりに心躍る状況ではある。この時、間違っても東京という大都会を
想像してはいけない。する人も少ないだろうが、オーストラリアというクロコダイルダンディー発祥の地に
あろうことか都会的な刺激を求めてしまう日本人というのは当時結構居て、そんな欲求をもちろん満たしては
くれないオーストラリアに嫌気がさして、帰国してしまうワーホリマイトも居たものだ。
話が脱線してしまったが、とにかく、私は彼女達の誘いに瞬時に、大いに乗ってしまった。
それに、私には出逢い系サイトとはまた別のサイトで知り合ったオーストラリア人がかの地に控えていた。
彼は日系のハワイアン。ハワイに住んで幸せに暮らしていたはずが、未だ開拓の余地があるオーストラリアに
希望を見い出したのであろうか、奥さんと子どもを引き連れて赤土の国に降り立ってしまったと言う訳らしい。
知り合ってからネットでチャットをするうち、彼の抱える苦悩を知ることとなる。
簡単に言えば、彼は奥さんと不仲だった。オーストラリアが気に入らないのか、旦那が気に入らないのか、
どっちも含んだ全てが気に入らないのか、彼女と彼の溝は拡がるばかり。そして、ネット上の一人の救世主としての私の存在が光ることとなる。日々、勇気付け、慰め、おだてて、見ず知らずの彼を私は遠い海の向こうから支えてあげたと言ってもいいのだろうか・・・・言いすぎだろう。まあ、愚痴をこぼす相手ぐらいは出来たはず。そんなことから、「オーストラリアに行った暁には、必ず連絡するよー。だから、会って遊ぼうね。」と私はお約束していた。
シドニー行きが決まり、早速インターネットを使い航空券と宿泊先を手配する。
航空券は、私の記憶では当時の国内線はもっと価格が低かった。定かな記憶ではないけれど、確か、フライトの日にちが差し迫るほど価格が下がっていった気がする。「へえ、安いじゃないですか」と意気揚々と予約を入れた記憶もある。
そして宿泊先、友人の彼女2人とは現地で多少別行動の予定があったので、同じホテルでも、宿泊日数も違うので別々に予約をした。なるべくシティーに近い利便性の高い場所をと思ったが、どこの国にしても、便利な場所は高価である。どの辺りにしようか散々調べた挙句、町外れに程近い、チャイナタウンとの境目付近のホテルを予約した。
余談であるが、私は「バックパッカー」なる宿泊施設が大の苦手。安かろうが、出会いがあろうが、二段ベッド時には三段ベッドで見ず知らずの人達と同じお部屋に泊まるなんて、想像だにしたくない。そんな贅沢な考えを崩すことなく、当時一泊50ドル以上の部屋を取ったはずだ。
居候先のタスマニアンに空港まで車で送ってもらい、「じゃあねー」とばかりに手を振りバージンブルーに乗り込んだ私。シドニーの空港には、ネット友達、もとい、チャット友達の彼が待っている。どんな人なんだろうか、シドニーで何をしようかと、あーでもない、こーでもないと脳みそフル回転のわずかな時間で、シドニー空港に到着してしまった。一応、初対面の相手が待っているので、機内でのワインは控えた賢明な私。荷物を抱え、颯爽とゲートを後にした。
○○(私の名前)-----!!!!ウェルカムーーーーーーー!!!
おっ!誰かが私の名を呼ぶわ!と振り返った視線の先に待っていたのは・・・・・・・・・・・
随分と小太りの、浅黒い男性・・・ずんぐりむっくりと言うか、私の恋愛対象からは何光年も離れた場所に居るようなふうたいの人。
それほど期待はしていなかったものの、軽い脱力感に襲われる・・・・・・
そうかー。スティーブ。君は、こんな感じの人だったんだね。いやいや、あなたは何も語っていなかった。そう。確かに。勝手な想像を逞しくしていたのは私です。はい、どうもすみません。
しかし、私は元々既婚者に関心なし。これで意外や平和主義。
誰かの旦那を横取りしようなんて考えはさらさらないので、
「ま、彼はシドニーのガイドさんを買って出てくれたから、色々な話題を提供して、奥さんとのいざこざをしばし忘れさせてあげますか♪」と気持ちをすかさず切り替えて、彼の後について車の待つ駐車場へ向かう。
そこで私たちを待っていたのは、当時かなり人気で話題をさらった ユーノスロードスターという、手狭が売りなスポーツカー。何と奇遇なことか、同じ車を日本で所有していた私の友人のかつての夫は、この小太りの浅黒い青年をそのまま大きくしたふうたいだったことを思い出した。おまけに、その友人の元夫の元奥さんもオーストラリア人だった。
様々な考えが枝葉のように拡がる中、ジェントルマンシップを発揮して、彼が助手席のドアを開けてくれる。そしてその時「そうか・・・友人と割り切ったものの、この狭い空間に肩がくっつく程の距離感でドライブへと繰り出さなければいけない訳か・・・ふう。」と自然とため息が出てしまう。でも、自分!浮気相手候補でも、秘密の恋人でもないただの日本人の私をタダで、いやいや、親切心で迎えにまで来てくれた相手に失礼じゃないか!とホステス張りのホスピタリティー精神を奮い起こし、空港からシティーまでの道中、つたない英語を駆使して、次から次へと話題を提供した。それに、言うではないか。男性はきれいな女性を連れて、見せびらかして歩くのが誇らしいと。20代、それも終わりに程近い女性の、根拠も実態もない自信とは、こんなものである。女とは、自分を他人以上の色眼鏡でしか見られない生き物なのかも。かくも愚かな・・・・
30分ほど経ったころだろうか。「このお店、気に入ってくれるといいんだけど。」となかなかの雰囲気のお店の前で車を停める。ここは、かなりこじゃれた感じのジャパニーズキュイジーヌのお店のようだ。私が日本人なので、こういうジャンルを考えてくれるとは、粋なやつよのうと殿様気取り(なぜ姫様と単語が出ないのか、自分を形容する言語に不安を感じながらも)で、この夜も大好きなお酒、オーストラリアワインをどんどん喉へと流しこむ。これが一軒目かと彼が自分の財布の中身を気にする素振りも見せず(それに、基本的にオーストラリア人は現金であまり買い物をしない。所得のいい人は特に)「じゃあ、次のお店に行こうか」と彼の愛車、彼の体型にぴったりの小さな車で夜の街へと再度走り出した。
次のお店は、初めはなんなのか直ぐには分からなかった。多少大きめの雑居ビルのような階段を昇る。「なんだ???マフィア経営のギャンブルの店で、麻薬でも勧められるのだろうか・・・」とちょっと酔った頭に不安がよぎる。踊り場から彼の目指す店内へ入ると、そこは日本では誰もが馴染みあるカラオケだった。ただ、日本とは多少雰囲気が違う。待合場所にはネットが置かれ、インターネットカフェに毛が生えたようなサービスもある。ただ、この場所は日本のカラオケボックスに近い店内構成になっていて、私とスティーブはちょっと大き目のお部屋に通された。直ぐに、日本人とおぼしき女性が予約の機材などを持って部屋に現れた。どうやら、スティーブはここの常連か、はたまた彼の仕事関係なのか、個人的な友人なのか、親しげに彼女を私に紹介する。既にたしなんでいたお酒で饒舌になっていた私は、かなりのサービス精神を駆使して、彼女に自己紹介をする。と、彼女以外にも数人の日本人の女の子が、部屋に現れ、各自自己紹介しつつ、サワーなどを注文して気付けばそこそこの規模の宴会状態になった♪
カラオケは大人数が楽しい。初対面でも女の子が多ければなおのこと。主賓のスティーブ(私ではなく、彼、やっぱり)を盛り上げようと、飲めや唄えの大騒ぎ。更に、彼女たちはやはり皆、多少の差はあれどスティーブにお世話になっているらしく、スティーブを持ち上げるのも忘れない。私まで一緒になり、お会計は主賓に任せ大いに盛り上がった。前回の話で私自身よく覚えているけれど、お酒の量に伴い段階的に私の状態も変化していく。カラオケが終わる頃は、初対面の彼女達と、旧知の仲のようにまで馴染んでしまい、3軒目になだれ込んで行くのだった。
3軒目は、カラオケ近くの大型パブだった。この日は多分平日だったのだろう。あまり混雑もしておらず、柱を中心に囲むように並べてあるイスに、広範囲にわたって腰を掛ける私たち。飲み物は勿論、主賓がオーダーしてくれ、先ほどよりは人数は減ったものの、4、5人で第二次宴会が始まる。しばらくして、身のまわりに目を配るようになると、私の心を掴んだ男性が居た。初めは遠巻きに見ていたものの、ここは日本人女性数人が居る華やかな席。オーストラリア人の彼も気にはなったのだろう。さほど遠くない場所から、隠すことなく興味ありげに眺めている。そして私たちガールズの話は外国人有名人の品定めになった。
私は天邪鬼な一面があり、世間が声をそろえて認めるものに反論してみたりする悪い癖がある。この夜は某人気ハリウッド俳優がその候補に登場。10人中8人は確実にカッコいいと認めるナイスガイだ。私も実は好きではあったけれど、天邪鬼気質がむくむくと頭をもたげ、某俳優もこき下ろし、近くで眺めるように飲んでいた某俳優似のオーストラリア人もこき下ろす始末。まあ、幸い、毒をあまり交えずにこき下ろしたお陰か、オージーの彼は、世界が認めるイケメン俳優に似ていると形容されたのが嬉しかったようで、彼らを交えての大宴会へと発展していくのであった。
お迎えに来てくれた彼が、なんとまあ、期待を大きく迂回する容姿だったので、その喪失感を取り戻すべく、イケメンのオーストラリア人に積極的に話し掛け、ワイン片手にスキンシップでも図っていたのだろう。その結果、私は彼とその友達にパブから連れ出されることになった。始めは「なんだ、この酔っ払いの日本人女性は面白いぞ」くらいの感覚だったんだろう。
道中は覚えていない(相変わらず・・・)そして着いた一軒家。典型的なオーストラリアの一軒家で、あれはフェデレーション・スタイルというものだろう。この画像のような様式の家だ。
お隣さんとくっついていて、都市部だと学生さんたちがシェアしていて、一軒に何人も住んでいたりする。
私はそんな一軒の家に辿り着き、家に控えていた数人の人達とまたもや宴会の続きが始まった。その宴会は、深夜まで続いたのだろう。
そして朝。
目が覚める。目を開ける。天井を見上げる。
このときは、かなり早い段階で「まずい・・・またやってしまった・・・」と気付いた。
記憶では、私はその家のリビングと思しき部屋で寝ていたようだ。オーストラリアに珍しく、
まるでコタツのようなところで寝ている。隣には昨夜のオーストラリア人男性。
彼の名前はクリス。
ちょっと上体を起こしてみる。あらら、布団がずり落ちると肩があらわになってしまう。まさか!と思い
布団を持ち上げると、ご期待通り何も着ていない(汗)
きっと第三者から見ると、「どうしてこの人、こんななんだろう???」と不思議に思われるやら、
さげすまれるやらだろう。
正直に言わせてもらえれば、私は好みにうるさい(なぜこのタイミングで?)特に、顔の造作に関しては自分を棚上げして最高に注文がうるさい。日本人でもおめがねにかなうのは殆どいないだろう。
しかし、厳選して
おめがねにかなってしまった相手のことは、かなりのひいきめで見てしまい、何だか全部知りたくなる。そう、服で隠れている部分さえも。
しかし、皆さんも思うのではないだろうか、洋服の下を知るには服を脱ぐしかない。脱ぐという状況になるには、一緒にお風呂にはいるとか、消火栓が壊れて壮大に水を被るか、雪山で遭難して人肌で温めあうぐらいしか、偶然にはならないだろう(この偶然の方が起こりえないのだろうか・・・)でも、男と女は意気投合し、お互いの了承があれば、裸のお付き合いをするのにそう時間は掛からない。相手に関心があれば尚のこと。まあ、これは私がHが好きとダイレクトに宣言するのを多少オブラートに包む意味合いもある。
ただ、このハンサムクリス君との熱い夜は、過剰なアルコール摂取により、忘却の彼方に去った後。そして、そのことをどうこう考えるよりも、私は少しの間クリスと語らいあった後で自分の洋服を探す段階に来て、洋服以外の持ち物がないことに慌てふためくことになった。
これは手痛い失敗だ。さあ困った。いくらなんでも、久しぶりに訪れたシドニー。元々方向音痴な私に、土地勘などあるはずもなく、まずは、この家がどの辺りに位置するか分からない。重ねて、荷物を置き忘れたのか、盗まれたのかさえも思い出せない。
運よく、携帯電話だけはジーンズのポケットにご一緒してきたらしい。着信履歴を見てみると、更に私を困らせることに、よいお友達のスティーブから何度も電話があったらしい。それも昨夜。
恐る恐る発信ボタンを押し、呼び出し音に耳を澄ませる。何回かの呼び出しの後、スティーブが応答してくれたようだ。「おはよう!スティーーーーブ!あのね・・・私の荷物は・・・・その・・・・」顔を見ているわけでもないのに、この電子機器を通してビリビリと伝わる気まずさ!はい、もちろん私のせいです。そわそわしつつ返事を待つと「僕がもってる」という。「そうかーーーー、ありがとう、ごめんねーーーーー。これからホテルに帰るから、そう、チャイナタウン近くのなんちゃらホテル。良かったら、そこで会えないかなあ・・・・」と恐る恐る提案すると、もごもごと分かったとか、何とか答えてくれたようで直ぐに電話は切れた。
隣ではクリスが相変わらずのハンサムフェイスで私を覗き込み、「じゃあ、シティーまで送るよ」と言うので、彼の友達にサヨナラをして玄関を出る。あらあ、気持ちに反してなかなかの爽やかな天気。あれだけ飲んだのに、二日酔いになることもなく、すっきりした多少寝不足の頭を抱え、クリスと私はバスに乗り込んだ。
バスの中では、クリスのことを色々聞き出してみる。何と彼はまだ大学生で、それも、私の遠い昔、高校時代のホームステイ先があるシドニー郊外の田舎町。彼は休日を利用して、シドニーの友人宅に遊びに来たそうだ。
そして、訪れたパブで私のようなおかしな日本人に会う羽目になったらしい。酔った頭で見る彼と、昼間、日常の光の中で見る彼は何だかもっとハンサムに見える。20分も経ったころだろう、クリスは私を促してバスを降りる。そこからホテルまではあっという間の距離だった。ホテルのロビーに向かう時「もうスティーブは来ているのだろうか・・・」と不安になり探るように辺りを見渡すと、姿はない。どうやらまだのようだ。ロビーの備え付けソファーに座って待つこと5分程度。足早に入り口からスティーブが入ってくる。そうして、立ち上がり近づいた私に無言でバッグとコートを手渡すと、物凄いスピードでそのままサヨナラも言わずに出て行った・・・そうだよね、怒っているよね。そりゃ、わかります。空港まで自慢の車で迎えに行き、美味しい食べ物でもてなし、私と同郷(日本)の友人達を紹介し、パブで気前良くご馳走し、気がつけばそいつは、ハンサムな白人と目の前から消えてしまったんですよね。あー、これでいい友達になれたかも知れない人を一晩で失ったんだろうなと罪悪感に襲われた時、クリスが「なんだか彼怒っていたみたいだね。なんでだろ?」とのたまう。まあ、彼の彼女でもない私になんでそんなに怒るんだと不思議なのだろう。とりあえず、考えていても何も始まらないので、「ところで、お部屋に来る?私、シャワー浴びたいんだー」とクリスに聞くと、「そうだね、じゃあちょっとだけ」というので、一緒に部屋にむかった。
前夜不在だった私の部屋は、きれいに整えられたままだ。さすがに朝なので、お酒を勧めるわけにもいかないし、自分自身朝から飲むほど依存性はないので(時に、温泉など行くと、朝からビールを飲む人も少なくないそうだけど)窓から外を眺めつつ、ベッドに寝転んで私に話しかけるクリスの隣にチョコンと座ってみる、
そうすると、昨夜の無記憶のままに終えてしまったクリスとの行為を再度鮮明な頭で試したくなる。女性がそういう気分になるということは、多分男性はその何倍もそんな気持ちになるはずだ。クリスの手が私の肩を優しくなで始める。私は彼の顔を眺めつつ「あー、かっこいいなーやっぱり」とうっとりし、「そういえば、ひげの生えた口にキスするとどんな感じだったかなー、試してみよう♪」という気になった。で、自分から彼の口びるをそっと噛んでみる。そこでゴングが鳴った!!!
私の未だに持っている偏見?想像?期待に、「平均的な外国人男性は、イクまでは結構我慢が出来て、激しいのにも堪えうる気力とスタミナがあるはず」というものだ。そして、当時もその神話を深く信じていたので、日本人男性に対するよりも、かなり勢いのある行動に出る。寝転がっていたクリスに日本人の大和なでしこのはずの私が馬乗りになる。私はこの体制で上着をはだけられ、胸を好きなだけ楽しんでもらうのが好きだ。それに、相手の顔を見下ろせるのもいい♪クリスの白い手が(白人ですから)私のさほど大きくもない、でも、形はいいはず!な(大きさの足りない女子は大抵こう反論する)胸をウェスト辺りからするすると手を這わして行き、サワサワと胸の外郭を刺激して私の気持ちをかきたてて、つんつんに固くなってしまった乳首を「どうだ!」とばかりに刺激する。大体もうこの時点で私はスイッチが入ってしまっていて、Hビデオの撮影かくらいに声が出てしまう。シティーホテルでは相手泣かせだろうに。まあ、このホテルも、扉の下が多少開いているので完全な防音にはなっていないが、ホテルの部屋でセックスしてはいけない規則などないはずだし(相手がどうかとか、金銭の授与があるかは別として)まだ午前の早い時間だ。声を聞けるのは部屋を掃除するハウスキーピングのスタッフくらいだろう。それに、声の大小はあるのものの、無音よりは相手の気持ちも盛り上げるはずだと、勝手な見解に落ち着く。
私が自分の上で、自分のテクニックを堪能しているのを見て、クリスも盛り上がったのだろう。さすが、20代の腹筋力で起き上がり、私が気に入ったひげをかすめつつ、うなじに軽くかぶりつき、自分と私の体勢とを入れ替わる。今度は私が彼を見上げる番だ。私は自分をまたいで「さあ、これからやるぞー!」とばかりに、ファスナーに手をやる男性を見るのも好きだ。この時が一番期待感の大きくなる時なんじゃないか?どんなしろものがズボンから飛び出すのか、期待でもうワクワクだ♪待ちきれない時は、やっとお目見えしたものを思わず掴んでしまうこともある。逃げやしないって・・・・
これも私の作り上げた神話の1つだが、美形の人間のあそこはちっともバッチくないというものがある(笑)
衛生学的には、お風呂も入ってない、それも男性のものなんて清潔であるはずがないのだけど、私は相手が美形さんだと、そのあたりをあまり気にしない。今でこそ言えることだが、こんな人生を送ってきた私が、よくまあ、様々な性病になることは愚か、HIVに感染することもなかったと言うのは、幸運としか言いようがない。それに、私は大半のメンズと同様に、コンドーム着用でHをするのが好きではない。コンドームを装着したHというのは、かくも味気ないというか、彼そのものを感じられないし、それに、装着している背中がなんだか哀愁溢れていて、見るのもあまり得意ではない。一度ならず、まるでその道の名人のように「口で着けてあげる♪」的なことを試みたことがあるが、コンドームにもれなく付いている、あのまずい物質にも閉口してしまうので、なるべくはコンドーさんのお世話にならないようにしていた。現実的には何とも恐ろしい・・・・
コンドームの提議はおいといて、期待していたクリスくんの熱いものがとうとう目の前に現れた。当然のことだが、もうお行儀良くしている状態ではなく、こちらを挑発するかのように準備万端のカチカチ状態だ。今回はパールは付いてないけれど(ここに余談があるが、それはこの章の最後で)、想像していた通り、太さも大きさも期待通りだ。クリスは美形くんだから、何の躊躇もなく、それを右手で掴んでぱっくんしてみる。10代の娘さんとは違うので、もちろん歯を当てるなんてことがないように、自分では想像したくない顔でクリスのをもう少し奥まで含んでみる。忍耐力はあるだろうけど、ここであまりハードにしてしまうと、その後が早目に終わってしまうので、調整しながらクリスの反応を見る。外国人男性のこれもよいところだけど、私が経験した大半の人は、恍惚としたりせず、ちょっと征服欲をたたえた瞳で私の行為をじっくりと見ている。同時に、私にほめ言葉や、色々な指示をかけるのを怠らない。それは「そうだよ、ベイビー、いいよ、もっと奥までしゃぶるんだよ、そうそう、いい子だ」みたいな感じだろうか。日本語で書くと何だか滑稽だ。
そして、この行為のとき、私は彼から私がどんな感じに見えるのか想像するか、鏡がある場合は実際に見てみる。他の女性はどうなのか、女の癖に自分のこと以外は分からないけれど、男性は視覚が物を言う(はず)。彼から見てとてもHに感じる体勢を取ったり、感じる行為をしてみたりする。気持ちおしりを高めに上げて、オーラルするのもそのひとつだし、彼がベッドに座っている場合は、自分がベッドの下にひざまずいて「ご奉仕」状態で、どれだけ自分も反応しているのかを試してみるのもいいんじゃないか。そして、その行為をなるべく相手が見るように仕向けること。
私とクリスの場合、この辺りでそろそろ実際に入れてみましょうか?ってことになった。確か、始めは正上位だったはず。私はこの正上位というのが、一般的、平均的女性よりも気持ちよい度が低い。医者に診てもらったわけではないけれど、どうも私の場合はアソコが下付き?だそうで、どちらかというと自分が上の方が大いに気持ちがよい。なので、とりあえずクリスが望む正上位で入れてもらう。うーん、この圧迫感♪大きさこそが全てではないけれど、やっぱり多少太いと「はいってますーーーー!」という存在感が凄いので、気持ちよさが倍増する。私は常々思うのだけれど、男性のあの時の腰の動きって凄い!早さもそうだけど、あの動きは本能的なのか、訓練なのか、女の私には到底まね出来ない、まさに職人技だ。一度、鏡に映った男性の後姿をまじまじと見て感心してしまった。
先ほどまでの「優しいけど、ちょっと押しの弱そうなクリス」とは打って変わって、私を征服する力強さは凄い。気持ちよくて、アイスじゃないけど溶けてしまいそう・・・・溶けるというか、もうセックス以外のものはどうでもよくなってくる。もう少し深く感じられるように、バックでしてとクリスにお願いする。私はこのスタイルも、見た目がとてもHで好んで選ぶ体勢だ。この段階で少しずつ挿入するようにじらされると「あー、何でもしますぅ、お願いですぅ」とほぼ性の奴隷状態になる。クリスも段々、自分が楽しもうという気持ちが強くなったようで、ちょっと乱暴なくらいにグイグイと挿入してくる。その後、結局正上位に戻り、二人で(同時ではないけれど)到達ーーーーー!
賞味20分くらいだろうか。私は1時間もしくは1時間半くらいはセックスしていたいほうだ。挿入の時間が長すぎるのも困ったものだけど(この自伝に、このケースの困った白人さんが登場する予定)、短すぎるのもダメだ。
クリスの場合は、まあ、70%くらいの満足度だろうか。
私たちは恋人同士ではないので、クリスは部屋を去ることになり、私はとりあえずシャワーを浴びて、女友達達と会う段取りになっている。そして、生来一目ぼれしやすい私は、この行きずりのクリスに入れんでしまい、数日のシドニー滞在を、長期の滞在に変更しようかと思うほど惚れ込んでしまう。ここが私の弁慶の泣き所。お互いの携帯番号を交わして、クリスは街に戻っていった。
シドニー滞在はまだ続く・・・・
前回書いた章の余談だが、ゴールドコーストで知り合ったボールド(柔軟剤じゃないよ)の彼は、パールではなく、パチンコ玉のようなものが付いた太めのピアスを亀頭の辺りにつけていたことに、ブログ書いた数日後に思い出しました。すみません、随分前の話なもので(汗)でも、どちらでも想像して楽しんで読んでください。