こんにちは。木全志穂です。
今日からチョット私について投稿したいと思います。
お付き合いください。
先日、オンライン講座で私のキャリアストーリーを話す機会がありました。
これはその時の資料。
私の人生の満足度をグラフにしたもの。
山あり谷あり人生です。
今は、一般社団法人SBM普及協会の代表としてメイクやヘアの認定講師を11名養成し、メイクレッスンやヘアアレンジレッスン、美容を仕事にしたい方のサポートなどをしています。
先日の登壇資料、今に至るまでのキャリアストーリーを作りながら、遡る事22年前から思い返し、20分間の講座にはおさまらなかった、良い経験や苦い経験から、なぜ今の事業を始めようと思ったのかを改めて書いてみたくなりました。
とその前に、私は産まれは福岡県
10歳から28歳まで父の転勤で東京に
26歳の時、父の定年退職を機に両親が故郷の福岡に
私は東京で一人暮らしとなりました。
で、今は結婚を機に名古屋に住んでいます。
19歳短期大学在学中
短大在学中の2年間は、チアリーディングに明け暮れた生活をしていました。
当時、短大部門では名門校だった私のチームは、練習量も多く、学校の思い出は正直チアしかありません。
19歳の私。
今の私の原点ともいえるチアリーディング
友達の誘いで入ったチアリーディング部。いつしか生活の中心になっていました。
夏には全国のチアリーダーが目標とする大きな大会があります。この大会で優勝すれば、
本場アメリカのディズニーワールド、インディージョーンズのショーをやる舞台で日本チームとして演技ができるんです。
これがアメリカの大会の写真 右の上にいるのが私
大学部門、短大部門、社会人部門、それぞれの優勝チームだけが行ける夢の舞台。
そんな大会に向けた練習中に悲劇が起きるのです。
大技からの落下・・・
落下の衝撃で、左腕は在らぬ方向へ。
左ひじ脱臼、靭帯断裂、骨にはヒビが入る怪我を負ってしまったんです。
全治1カ月。
大会まであと2週間。
もちろん大会には出られなくなってしまいました。
そして私のチームは大会規定ギリギリに人数しかいない。
代わりがいないんです。
やる予定だった演技も大幅に変えなくてはいけなくなり、当然、難易度は下がる。
優勝できるのか？？
チームに迷惑をかけた罪悪感、目標を達成できなくなった喪失感
くやしさ、悲しさ、痛さ、虚しさ、ありとあらゆるネガティブWordが浮かぶそんな感情です。
私にできることは何もない・・・
人生初の挫折と言うのでしょうか。
そして大会当日。
けがをした手で、衣装も着ることがでずに、みんなのサポートの回る。
優勝してほしいけど、自分が立てない舞台。
正直複雑な心境でした。
チームはと言うと、みんなの頑張りで、見事に優勝。
名前を呼ばれた瞬間、舞台ではチームのみんなは歓喜の涙を流していました。
でも、その場に立つことができなかった私は、素直に優勝を喜ぶことができませんでした。
そんな私を見て、同じポディションだった親友は、悲しさ、怒り、そんな感情だったように思えます
『志穂のために頑張ったのに・・・』と
その時の私は、一番プレッシャーを感じていた親友の気持ちをよそに、自分の事しか考えていなかったんです。
猛烈反省しました。
怪我から復帰して、一番初めの練習の時は、本当に怖かったですね。
一度落下して大けがをしているので。
でもチームメイトはそんな私の感情をしっかりとくみ取ってくれて、絶対に落とさないから
大丈夫！！といつもよりも力を込めて、私を支えてくれました。
人と人とのつながり、信頼、仲間、応援、このすべてはチアリーディングの経験から学びました。
今の私がメイクやヘアアレンジ、美容を通して女性を応援したい、そんな気持の原点はチアにあると言えます。
就職活動
そんなチア一色の学生生活の2年生。就職活動が始まりました。
特にやりたいことがあるわけでもなく
人と接することが好きだし、接客業かな！？
でもどんな事をしようかな？？
将来の夢、なし
目標、なし
目の前のことだけ、毎日チアをやっていたそんな日々を過ごしていたので、これから先のことが漠然とし過ぎていて、将来のことなんてピンときていません。
とはいっても、周りは就活している。
求人情報やエントリーシートが学校にいっぱいある・・・
就活について母に相談しました。
「就職どうしよう…」
「接客好きだけど、服を売るってイメージないし・・・」
「飲食店で働くのもチョット違う気がする・・・」
「どうしよう…」
母は一言
『美容部員になれば！』
え？美容部員？？
百貨店の1階のいい匂いがするあのフロアにいる人。
なんだか近づきがたい、化粧品を売る場所にいるあのお姉さまの職業。
化粧品もメイクも好きだけど、
え？そんなのに私がなれるの？？
なんか、特別な資格がある人しかなれないんじゃないの？
私短大だし、メイクの学校に行っているわけじゃないし。
初めはそんな感情でした。なんなら、そのキレイなお姉さんたちの事を『美容部員』と言うなんて、初めて知ったレベルでした。
でも、母の一言からなれるものならなりたい！！と、就活にやっと前向きになれました。
学校にきている求人情報で化粧品会社を探し、就活をスタートしました。
そして4社にエントリーして、どれもいいところまで行ったのですが、
最後の最後で、提出書類を忘れたり、
試験の待ち時間が長すぎてウトウトして、試験のグループディスカッションも一言も発せなかったり
今考えると、とんでもない学生ですね。
『やる気、あんのかーーーーーい』と当時の私に喝を入れに行きたい。
そして、中でも珍しい試験だったのがクラランス。
最終試験は私服。
そして、下していた髪をチョットまとめてみて！！と試験管に言われたり。
これ、化粧品会社の試験？？って感じでしたね。
で、晴れてクラランスに内定をもらうことになります。
入社式の自己紹介の時の写真 ガチガチに緊張した顔。
今日は今の私の原点であるチアリーディングをやっていた学生時代、美容の道に進むきっかけの話でした。
次回は『美容部員からヘアメイクアーティストとしての活動』について書きたいと思います。
転職2回。
激務なヘアメイク時代。
国家試験当日に遅刻！？
涙が止まらない出来事。
そして体重が30キロ台に。
実家に帰る・・・
時期の人生の中でも、かなり濃い濃い時期。
お付き合いありがとうございます(*^-^*)
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